http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090203-00000616-reu-bus_all
日経平均 日経平均先物3月限
終値 7825.51 -48.47 終値 7770 -100
寄り付き 7862.95 寄り付き 7850
安値/高値 7800.8─8084.41 高値/安値 7770─8100
出来高(万株) 225897 出来高(単位) 102986
[東京 3日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日続落。日銀が銀行保有株買い取りの再開を発表し、短期筋の買い戻しで一時8000円台を回復したが、実体経済や企業業績への懸念は深く、徐々にマイナス圏に沈んだ。
日銀の銀行保有株買い取りによる株価押し上げ効果は限定的とみた短期筋がショートポジションを新たに組む動きをみせたという。
東証1部の騰落は値上がり541銘柄に対して値下がり1051銘柄、変わらずが119銘柄だった。
昼休み時間中に発表された日銀の銀行保有株買い取り再開は「いずれ打ち出されるとはみられていたが、もう少し株価が下落してからと予想されていたためサプライズとなった」(準大手証券トレーダー)という。後場寄りに短期筋から先物や銀行株に買い戻しが入り日経平均は一時200円高となった。
だが、その効果については「銀行が保有株を中核的自己資本(Tier1)の範囲内に圧縮しようとしていた、前回の買い取り当時とは事情が異なる。当時は銀行の不良債権圧縮を手助けようという意味もあったが、現在の世界的な金融危機は別の形の危機であり、政策のインパクトは小さいだろう」(新光証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏)と慎重論が多く、日経平均も徐々に上げ幅を縮小させる展開となった。
買入枠が1兆円と前回買い入れ時(2002年11月─2004年9月末)の総枠3兆円と比べ規模が小さいことも株式相場へのインパクトが限定的とみられた理由のひとつだという。また、市場の一部からは「損失をどこに持っていくかというだけで、日本経済全体でみれば何も解決されない」(国内証券ディーラー)との指摘もあった。
欧州勢からの断続的な売りは続いているが以前ほどの圧倒的なボリュームではない。実体経済や企業業績の見通しが今期だけでなく来期以降も不透明なため買い手が引いている状況だ。為替と連動したオペレーションを行う商品投資顧問業者(CTA)など短期筋の売買に相場が左右される展開になっている。
個別では日立製作所<6501.T>や三菱電機<6503.T>など大手電機株の一角が反発した。前
日まで大きく売られたことによるテクニカル的なリバウンドのほか、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)など半導体価格が上昇傾向になっていることも買い材料となった。
日銀が銀行保有株買い取りの再開を発表したことを好感し、後場寄りに買い気配となったメガバンク株は、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が変わらず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が小幅安、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が小幅高とまちまちで引けた。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)