http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000054-reu-bus_all

 [東京 5日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は反落。その後安値圏でのもみあいとなった。国内経済の一段の減退を懸念し、寄り付きから医薬品やサービス業など内需セクターを中心に売りが先行した。
 今晩の欧州中銀(ECB)や英中銀(BOE)の理事会で利下げ観測も一部出ているため、金利発表直後は相場が大きく動く可能性もあり、輸出関連株への影響も懸念されることから方向感を探ろうと様子見ムードが広がった。午前のレンジは86円あまりにとどまった。
 前場の東証1部騰落数は値上がり764銘柄に対して値下がり775銘柄、変わらずが177銘柄だった。
 前日の米株下落を受け、序盤から軟調な展開が続いた。朝方は先物市場で断続的に売りが出る場面があったものの、そうした動きが一巡するとともに全体は下げ渋る展開となった。市場関係者によると「米株安で切り返してきた輸出関連株など冷やされた格好。ただ、下値では年金資金の買いが入るとの見方が多いため、大きく売り込む雰囲気にはならない」(SMBCフレンド証券・シニアストラテジストの松野利彦氏)という。午前中は高値7987.40円、安値7901.04円で、高安86.36円の値幅にとどまった。
 個別銘柄では、トヨタ自動車<7203.T>やソニー<6758.T>など主力輸出株は朝方軟調だったが、引けにかけて切り返した。前日2009年3月期の当期損益(米国会計基準)予想の下方修正を発表したパナソニック<6752.T>も上昇に転じた。また、海運、鉄鋼、不動産が高かったが、一方で医薬品、食品はさえなかった。市場では「主要企業の決算が判明し目先の悪材料は出尽くしとの見方から主力株を中心に買い戻しの動きが出ている。中国の景気対策期待でコマツ<6301.T>、日立建機<6305.T>などの中国関連株も物色されている」(準大手証券エクイティ部)という。
 ただ、米国の景気対策法案の議会通過や不良債権買い取り機関(バッドバンク)構想の行方に不透明感が漂っていることから、上値が抑えられている。市場では「今週の動きを見ると、7800円の下値は底堅いと言える半面、上値も重い。一目均衡表の雲の下限である8300円が上限ではないか」(国内証券)との声が出ている。ドル/円、ユーロ/円とも下げ渋っていることから円売りに振れれば日経平均が上昇する可能性もあるが、引き続き8000円から上値では海外勢や個人投資家などからの売りが予想されており、上昇余地は限定的とみられている。
 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)


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 午前の取引を8000円台を割り込んで終わった5日の東京株式市場は、午後に入ってからアジア市場の堅調な流れを受けて取引開始直後に8000円台を回復し、前日終値比で上昇に転じた。

 日経平均株価は午後1時現在、前日終値比20円00銭高の8058円94銭。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は4.79ポイント高の797.57。

 前日の米ニューヨーク株式市場は主要企業の業績悪化懸念から売りが優勢となり、ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、8000ドルを割り込んだ。

 午前の東京市場は自動車や精密など輸出関連株を中心に売りが拡大したが、売り一巡後は、中国経済の回復期待などから海運や鉄鋼など、資源関連株に買い戻しが入って下げ渋った。午後に入ってからはアジア市場の堅調さから上昇に転じた。

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 [東京 5日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反落した。下値が底堅いとの見方から短期筋が買い戻したことで、いったんは8000円を回復したが、大台を上抜けると割高感が広がり、戻り売りに押される展開となった。
 実体経済や企業業績への不透明感が強いという。これまで買い戻されてきた海運や鉄鋼などは引き続き堅調だったが、医薬品や小売りなどの内需株がさえなかった。
 東証1部の騰落は値上がり586銘柄に対して値下がり1010銘柄、変わらずが120銘柄だった。
 日経平均は後場に、一時プラス圏に転じ、8093円96銭まで上昇した。8000円を下放れると見込んで朝方売り込んでいた短期筋が、下値が堅いとみて先物に買い戻しを入れていたという。香港株が一足先にプラス圏に転じたことも後押しとなった。市場では「短期筋のほか、前日あたりから欧州筋とみられる実需買いが入っているとの観測が出ている。オイルダラーとみられている」(国内証券)との指摘もあった。その後、堅調な上海総合株価指数<.SSEC>などをみて短期筋の買い戻しも入ったが、8000円より上値では割高感が広がり、買いが鈍ったようだ。
 午後の取引では「225ベースで予想1株利益(EPS)が300円を割り込んできており、予想株価収益率(PER)は約28倍まで上昇し割高感も出ている。来期以降の見通しが不透明であるなか短期筋、実需筋ともに上値には慎重にならざるを得ない」(国内証券投資情報部)との指摘があった。また、「特段の理由もなく上昇したが、8000円台では戻り売りで上値も重く、前場の水準に押し戻されている。来週末のオプションSQ(特別清算指数)算出に向けた波乱要素もあり、リスクを取りにくい」(準大手証券トレーダー)との見方が示された。海運、鉄鋼など堅調だった一方で、医薬品、小売業などは前場、後場を通じて弱含みとなった。
 日経平均は今週に入って全般的にしっかりながら値動きに乏しい展開が続いている。足元では米国市場の政策動向や、5日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会など、波乱材料が多く、上下どちらにもポジションを傾けにくいという。
 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)