小牧の次は犬山。
在来線で15分程、木曽川に面した岐阜県との県境の城下町、犬山に着きます。
ご存知、国宝・犬山城の城下町です。
<旅の行程>
1日目:小牧山→犬山→清洲
2日目:名古屋→西尾→岡崎→浜松
城の前に、早めのお昼にしました。
駅から続く街道沿いの鰻屋へ。
うな久
創業130年超の老舗です。
敷地内に井戸があるそうです。
鰻の生簀も井戸水なのでしょうね。
歴史を感じる店内の雰囲気。
鰻骨せんべい
昼ビーのお供に鰻骨せんべい。
子供の頃のおやつ、骨せんべい大好き。
メニューに兜焼き発見。
鰻の兜焼き
甘辛く煮詰められた兜焼。
酒が進みます。
10分程で着丼。
上うなぎ丼
地域によって調理方法が異なる鰻。
私は関東風の"蒸し"よりも、愛知風の"地焼"が好みです。
蓋を開ける瞬間が好き…
ふわっと漂う炭火焼きの香り。
地焼ならではの少し焦げ目のついた飴色の艶。
外はパリッと、身も歯応えがあるプリッとした食感… 地焼ならではの味わいと食感に悦ぶ。
山椒の香も楽しみ、完食。
城下町の歴史と風情を食で感じたお昼でした。
お腹を満たして、城下町を巡ります。
巨大な町家が城下町への入口。
城へと繋がる本町通り。
リノベされた町家などが連なり、観光地化されていて、老若男女で賑わっています。
文化財建築も点在しています。
旧磯部家住宅
(国登録有形文化財)
*見学無料
幕末から明治初期築造の商家建築。
当初は呉服店、戦後は茶販売をしていたそうです。
鈴木玄道宅跡
代々、御殿医を務めた鈴木家の旧宅。
タイル張りのショーウィンドウが目を惹く犬山焼を扱う陶器店。
針綱神社
(御祭神:尾治針名根連命)
尾張氏の祖を祀る、城の守護社です。
続いて、
本町通りから東、魚新通りの風景を送ります。
米清旧宅(三井家住宅)
(国登録有形文化財)
*内部非公開
江戸時代末期から大正時代に活躍した豪商の館で、現在の建物は明治22年(1889)築造と伝わります。
黒漆喰となまこ壁の土蔵。
格子の美が魅力的。
梅田家住宅
(国登録有形文化財)
観光地化された本町通りとは異なり、静かで人々の生活の香りが残る町並み。
ぎゃらりぃ木屋(旧小守家住宅)
(国登録有形文化財)
江戸時代、養蚕具業を営んでいた小守家旧宅で、現在の主屋は大正12年(1923)の築造。
ベンガラ色が映えます。
ご当地マンホール
木曽川から望む犬山城と鵜飼のデザイン。
文化圏的には岐阜な犬山らしいですね。
次回、犬山城です。
犬山城下の町並み@2017前編
犬山城下の町並み@2017後編