鎌倉の夏の風物詩、ぼんぼり祭り。
昭和13年(1938)から続く鶴岡八幡宮の夏祭り。
立秋の前日から8/9迄の開催され、鎌倉ゆかりの画家や作家、著名人の手によるぼんぼり作品が境内を賑わせます。
*今年は8/6〜8/9
今年は8/9の最終日に行ってきました。
どんな作品に出会えるのだろう…
期待を胸に。
作:宮本 なる
すかり参道入口の顔となった、刀剣切り絵画家・宮本なるさんの作品は、銀杏と龍。
万華鏡の様な彩りの中に浮かぶ龍。
作:秀島 実
写真を撮っていたら、後ろから"撮ってくれてありがとうね"と声を掛けられ、振り向くと、"これ僕が描いたの"と、作者ご自身でした。
いかにも、鎌倉・逗子といった風情の近代舞踏家・秀島実さんでした。
こういう奇遇な瞬間が多い我が人生に感謝。
鎌倉らしい作品がたくさん。
作;(上)かまた きみこ、(下)前島 秀章
八幡宮の神紋・鶴と龍。
そして、毎年お馴染みの彫刻家・前島秀章さんの和みの仏様。
作:(左上)小笠原 清忠、(左中)八幡 義信、(左下)清水 悦男、(右上)にしだ あつこ、(右下)山本 和子
古都鎌倉らしく、流鏑馬と扁額、十二単。
巫女さんと鳩の作者、にしだあつこさんはピカチューの生みの親だそうです。
作:(左上)村田 林蔵、(左中)鈴木 秀人、(右上)山崎 杉夫、(右下)岩崎 宏美
鎌倉の夏。
花火にスマホ撮影の人影というのが、時代ですね。
作:清水 有生
ぼんぼり:"あなたの食べる順番は?"
ME:"昔ながらのシウマイ"しか食べませんw
作:山科 誠(茶屋二郎)
夏の夜の夢、花火と共に…
パール状の装飾が輝きを放ちます。
山科誠さんの本職は実業家で、茶屋二郎はペンネームだそうです。
作:生駒 蘭嵩
毎年、絵と言葉で魅せますね。
作:渡瀬 政造
あの頃の爽やかな青春へのノスタルジー。
作:久保田 陽彦
泣く子も黙る鳩サブレーの豊島屋4代目社長の作品です。
作:福井 良宏
鎌倉・湘南を描き続ける福井良宏さん。
暦の上ではもう秋、十五夜もすぐそこ。
作:中尾 誠
個人的に推しな中尾誠さん。
昼と夜の雰囲気の変化を楽しみます。
奈良漫遊記事の途中ですが、鹿で繋がりましたね?
日中は暑さで閑散としていた境内も、陽が傾き始めるとともに人が増えてきました。
作:養老孟司
楼門前の特等席は養老孟先生と日本画家・中島千波さんの作品が飾っています。
この虫は…ゾウムシ?
(今年のぼんぼり団扇はこの柄でした)
作:中島 千波
作:平松 礼二
毎年、富士山を描いた作品を奉納する日本画家・平松礼二さんの今年の富士山は金粉?を纏い、神々しく輝いています。
作:(左)青山 亘幹、(右上)安野 百葉子、(右中)石踊 紘一
外見だけでない内面の美…
それが大和撫子。
作:(左上)佐藤 平八、(左中)清水 延子、(左下)?、(右上)佐伯 英里子、(右下)池野 扶其子
可憐な花たち。
(上)山本 富士子、(下)高頭 信子
95歳の画家・高頭 信子さん、まだまだご健在。
戦後の看板女優・山本富士子さんも92歳。
多くを見てきたお二人は、その刻をどのように感じて過ごされているのだろう。
8/9の奉納は琴ライブでした。
毎年お馴染みの作家もいれば、名前を見かけなかった作家や新しい作家の方々…
時を刻み、変わりゆくのその夏の風景。
その歴史と共に、これからも。
20時過ぎにいつもの如く、夜舵屋タイムです。
(そう言えば、ぼんぼり鑑賞中に地震ありました)
潮風料理 舵屋
夏の幸満喫。
"作-ZAKU-和悦"はまだ殆ど出回っていない新作だそうです。
ガンダムネタから生まれた銘酒、新作とくれば、頭の中は"ジオンの新型?"とか、セリフが浮かぶのは言うまでもなく、ザク系の新型となると、ギラ・ドーガ級か?とかなった訳でw
新型ザクはスッキリ辛口ながらも甘みも感じて、サイコフレームの共振すら感じる優れものでした。
は?w
以上、ぼんぼり祭り2024でした。
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