山手西洋館の「花と器のハーモニー2024」中編です。
港の見える丘公園グループ2館の"プレミアム開館"の後に、元町公園の3館を巡りました。
これはプレミアム開館ではないので、全てiPhoneによる撮影になります。
まずは、
山手西洋館と言えばのこちらから。
ベーリック・ホール
テーマ:Reiscovery of Lilies
アーティスト:レン・オークメイド🇳🇱
器:波佐見焼
眩しい程の溢れる黄色の力。
手前の鳥の羽ボール?が面白い。
テーマの通り、ユリの素晴らしさ再発見な展示です。
ユリは数千年の歴史があり、聖母マリアの花ともされているという、高貴で神聖なる花。
銀食器ならぬ金食器。
このゴールドが黄色と共に聖なる輝きを放ちます。
まるで門松の様なダイナミックな装飾。
2階に上がってみます。
寝ながらユリを堪能?
キノコとイチゴが彩り豊かに。
ワインボトルの新しい活用法?
婦人寝室もユリで溢れています。
Lovelilyな午後のティータイムな感じのサンポーチ。
多種多様なユリの展示会と化したリビング。
続いてお隣へ。
エリスマン邸
テーマ:ゆとりある時間へのご招待
アーティスト:チェソンボク🇰🇷
器:萩焼
萩焼らしい素朴な味わいの器たち。
今回、陶器もテーマというのが素敵です。
焼物好きとしては、花より器に眼が行ってしまう。
テーマの通り、"ゆとりある時間"が流れています。
2階では、萩焼の展示もされていて、歓喜。
しかも、窯元の八代目ご当主もいらして、萩の想い出話などで暫し歓談。
萩焼の"土"な感じと、そこに交わる色味が醸す侘び寂びの深み。
1階で販売もされていたので、当然、購入。
作:兼田佳火(勝景庵)
西洋館の係の方も、"色味が違うものもありますよ"と、奥から在庫まで持ってきてくれました。
で、その中からこの絶妙な色合いのものをチョイスしました。
購入後、2階に戻って、ご当主に御礼して退館。
素敵な一期一会に感謝。
山手234番館
テーマ:味わいある古いものに囲まれて
アーティスト:ケイティー恩田・ルーシー恩田🇬🇧🇯🇵
器:古伊万里
葉山にギャラリーを構える、ケイティー恩田さん&娘ルーシーさんが手掛けるアンティーク装飾。
古伊万里と鮮やかな花たちの饗宴。
ひと味違うオリエンタルな和洋折衷ムード。
2階では、娘ルーシーさんが骨董市を展開。
海老の器に一目惚れして購入。
(お値段、何と、¥300)
素晴らしき器との出会い。
ご満悦で山手を後にしたのでした。
そして、本日はイタリア山庭園グループ2館のプレミアム開館の日。
この記事がUPされる1時間半後には、その世界に浸っていることでしょう。
(記事は週明けにでも)
以上、
器が主人公な中編でした。
花と器のハーモニー2024 前編
花と器のハーモニー2023 前編
花と器のハーモニー2023 後編