信州漫遊&酒蔵巡り、最終話。

 

2日目と3日目に跨いだ記事になります。

 

<旅の行程>

1日目:稲荷山→坂城→信濃国分寺→海野宿→小諸

2日目:小諸→(酒蔵巡り)佐久〜上田

3日目:(酒蔵巡り)上田〜松本

 

1日目、酒蔵巡り終盤に上田入り。

 

5軒目は上田駅近くの観光名所、柳町にあります。

 

岡崎酒造

 

寛文5年(1665)創業、長野を代表する酒蔵。

 

 

銘酒"亀齢"の年季が入った看板。

 

 

蔵へと続く土間は見学自由。

 

 

仕込み樽アート?

 

ここに籠って美酒を頂くのも一興かも?w

 

亀齢 蔵元限定 無濾過生原酒

 

お一人様一本までの蔵元限定酒を購入。

 

爽快さと米の甘味、微炭酸…最高の美酒です。

 

柳町

 

宿場町として栄えた柳町。

 

往時の雰囲気も残しつつ、観光地されています。

 

200m程の通りには、古民家リノベのお店が並び、とても楽しい雰囲気。

 

1日目の酒蔵巡りは以上、5軒で終了。

 

宿泊は駅前のルートインです。

 

ホテル ルートインGrand上田駅前

 

フロントの壁画の様な装飾は長野県の伝統工芸、信州組子によるもの。

 

郷土の工芸・文化を上手く取り入れたホテルは素敵ですね。

 

歓楽街を彷徨い、辿り着いたお店で夕飯。

 

めめ家

 

カウンターと小さな小上がりのお店。

 

 

チョウザメの刺身初体験でした。

 

淡白で、弾力のある食感も特徴的。

 

普通に美味。

 

 

串物はどれもジューシーで止まらぬ美味しさ。

 

翌日、酒蔵巡り2日目。

 

上田駅から車で20分程、南西へ向かいます。

 

6軒目の酒蔵は別所温泉の近くに。

 

若林醸造

 

明治29年(1896)創業、"月吉野"で知られる酒蔵。

 

ここは店長Rさんも顔馴染みで、仕込みの超繁忙の中、杜氏さんがわざわざ挨拶に出てきてくれたりと、プロと一緒に巡る楽しさをここでも実感。

 

 

生産者と料理人、見ていて憧れます。

 

ただのサラリーマンの私…


消費者として頑張ります。

 

そう言えば、

 

若林醸造も岡崎酒造も杜氏が女性です。

 

伝統と新しい風が融合して、日本酒醸造界がより素敵に輝いていきますように。

 

つきよしの 真・四季の甘酒 白の舞

 

この"真"は月吉野の最高峰品。

 

冷蔵庫に保管中、楽しみで震える。

 

甘酒は米と酒粕の味わいや食感が、当然ながら、市販の物とは全く違いました。

 

お昼は若林醸造の方お勧めの蕎麦屋にて。

 

そば処 倉乃

 

そばさしみ

 

蕎麦処ならではの一品。

 

そば粉10割で、風味抜群です。

 

厚みが絶妙で食感も最高。

 

倉乃もりそば

 

噛めば噛むほどに広がる蕎麦の風味。

 

つゆ要らずの蕎麦でした。

 

食後、最後の酒蔵へ向かいます。

 

酒蔵巡りの〆、7軒目は松本の名酒蔵。

 

大信州酒造

 

創業明治13年(1880)、銘酒"大信州"で人気を博す酒蔵です。

 

 

歴史を感じる箪笥も良い感じ。


係の方がとても親切丁寧、説明も的確で、素晴らしい接客で感動です。


素敵な接客に感謝を告げて退店。

 

大信州 花宙 2022

 

長野県出身の越ちひろさんによる、毎年変わるアートラベルもウリの商品。

 

こちらも冷蔵庫待機中。

 

 

北アルプスの天然水が美酒を生む。

 

自然の恵みと人の技術が生み出す芸術、日本酒。

 

そんな芸術を楽しめる幸せ。

 

日本酒好きで良かったw

 

ご当地マンホール

 

「北斗の拳」の作者、武論尊は佐久市出身。

 

佐久市内に北斗七星を模り、その位置に8種の北斗の拳マンホールが配置されています。

 

 

最後に、後日譚。

 

酒蔵巡りをした後、店長が仕入れた美酒たちを堪能させてもらいました。

 

ローストホース

 

酒蔵巡り第二弾も計画中。

 

次は…新潟?東北?山陰?

 

 

酒蔵巡り前編