福住楼宿泊記、食事編です。

 

湯上がり後、読書をしながらまったり。

 

そして、18時半、宴の始まり。

 

初氷の頃献立

 

 

配膳された食事を暫し眺めて目で楽しむ。

 

この日、MRI再検査の前日だったので、ちゃんとノンアルビール。

 

先付・酒肴

 

紅葉のお盆に並べられた小粋な小鉢たち。

 

山菜酢の物、胡麻豆腐、ローストビーフ、栗、タラコ西京漬など。

 

お造り

(エビ・ヒラメ・マグロ・タイ・イサキ)

 

小田原漁港からの幸を堪能。

 

中皿

(蛤酒蒸し・しめじ茸)

 

大振りの蛤の味わいが心に身体に染み渡る。

 

柚子が味のアクセント。

 

台の物

(みぞれ鍋)

 

冬献立のメインは鍋。

 

真鱈と白子、白菜や長葱、キノコ類。

 

降り積もる雪の様な大根おろしでさっぱり。

 

 

うどんも入っています。

 

焼物

(鰤照焼・栗渋皮煮・蕪阿茶羅漬)

 

冬の味覚、鰤。

 

口に広がり溢れる鰤の旨み。

 

揚物

(公魚木賊揚げ・自然薯・ズッキーニ)

 

冬の箱根と言えばのわかさぎ。

 

青海苔風味の衣でサクッと。

 

煮物

(海老芋含ませ・京人参・粟麩)

 

もっちり海老芋。

 

柚子が味を絞めます。

 

食事

(白飯・香物・止椀赤だし)

 

やっぱり夜は赤だしがいい。

 

水菓子

(季節の果物)

 

箱根の冬を感じる夕飯でした。

 

3階まで配膳をしてくれた仲居さんに感謝。

 

 

夜も深まり、寝静まる宿。

 

 

館内をそぞろ歩き。

 

 

玄関上が前回宿泊した松二の部屋。

 

 

翌朝。

 

早川越しに街道を望む。

 

 

相模の朝ご飯、鯵の干物。

 

これを食べなきゃ始まらない。

 

 

ネギトロしらす丼に仕上げてみました。

 

朝食べるネギトロ丼、より美味しく感じる。

 

食後、部屋でゆっくり時の流れを感じながらまったり。

 

 

奥に突き出た3階が泊まった部屋。

 

4年振り2度目の宿泊。

 

その間に様々な旅を重ねて、福住楼の見方や感じ方も良い意味で変わっていました。

 

3度、4度と回数を重ねていきたい。

(次回は川端康成ゆかりの桐三の部屋狙い)

 

帰る前に、福住楼と並ぶMY箱根三大宿を見に行きます。

 

元湯環翠楼

(国登録有形文化財)

*宿泊:2020.9

 

橋のたもとから川へ落ちる湯の滝。

 

次のリピートは環翠楼かな。

 

富士屋ホテル

(国登録有形文化財)

*2020.12宿泊

 

前回は西洋館だったので、次回は本館へ。


最後に美術館に寄ってみました。

 

岡田美術館

*入館料¥2,500

 

前から興味があった美術館。

*館内撮影禁止(携帯・カメラ等ロッカー預入れ)

 

伊藤若冲特集が開催されていましたが、常設展示の内容の凄さに圧倒されっ放し。

 

気付けば、2時間半も観覧していました。

 

以上、2022年〆の箱根でした。

 

 

2018.8福住楼宿泊記(食事編)↓