3泊4日山形・宮城漫遊。

 

初日の宿は、かみのやま温泉の名旅館。

 

念願の宿泊です。

 

◆古窯◆

 

"日本の宿 古窯"の名で知られ、"プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選"の上位常連の旅館です。

 

 

夜に輝く"古窯"の文字。

 

昭和26年(1951)、7部屋の自炊旅館として創業し、その数年後に館内から奈良時代の須恵器の窯跡が出土した事を機に屋号を"古窯"に改め、昭和50年代以降、大型旅館化が進みます。

 

 

"日本の宿"らしい門構え。

 

昭和57年(1982)には銀座に"日本料理 ぎんざ古窯"も開業。

 

私も15年前頃、一度だけ食べに行った事がありますが、残念ながら、一昨年に閉店しています。

 

 

ポストが絵になる?

 

フロント

 

提灯風の照明が見事。

 

 

シャンパンタワーならぬ胡蝶蘭タワー。

 

館内各所に生花が飾られています。

 

 

"古窯"の名に因んだ楽焼体験も宿の目玉。

 

各界の著名人の楽焼が展示されていて、まるで著名人名鑑の様です。

 

 

このコーナーが一番ビッグネームかも?

(石原裕次郎&慎太郎さんに美空ひばりさんに…)

 

部屋は"緑の館"の6階。

 

 

エレベーター前で胡蝶蘭がお出迎え。

 

緑の館 684号室

 

2間の和室です。

 

 

部屋からは上山と蔵王連峰の眺望。

 

 

左手の高台にぽつりと上山城が見えます。

 

 

座布団がぷっくっと膨らんでいて、座る瞬間の心地良さが最高。

 

荷解きをしてから、お風呂へ。

 

 

お風呂は8階と1階で、男女入替制。

*浴室内撮影禁止

 

展望大浴場 蔵王

<かみのやま温泉>

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉

泉温:60.5℃

ph:8.1

*加水有・加温有・塩素無・循環有

 

所謂、大型旅館の大浴場ですが、肌を包み込む入浴感も良くて眺望も抜群。

 

大浴場 紅花風呂

 

入浴後に少し館内散策。

 

紅花屏風

 

江戸時代、紅花で栄えた山形。

 

この屏風絵は県指定文化財のものを複製したもので、紅花の耕作や加工作業の風景が描かれています。

 

竈神社

 

出土した窯跡を祀る神社。

 

窓の向こうに見えるのが窯跡。

 

館内に史跡がある旅館は珍しいですね。

 

須恵器窯跡

(山形県指定史跡)

 

1300年の時を超えて

 

 

奥には楽焼ギャラリー。

 

 

ほのぼのさが素敵な楽焼。

(どなたの作なのだろう?)

 

次回、食事編です。

 

続く。

 

 

=======宿泊情報=======

宿泊代(一泊一食/一人):¥27,000(税込・入湯税別)

じゃらんポイント利用:¥10,500

差引計:¥16,500