神奈川県の最南端。

 

三浦半島に突き出た港町、三崎。

 

"三崎のマグロ"で有名ですが、昭和レトロな町並みも魅力な漁師町。

 

コロナの影響で既にホテルや料理店が閉業している話は聞いていましたが、果たして町の風景はどうなっているのか、不安を抱えながら…

 

三崎館本店

 

町のランドマークは健在でした。

 

明治41年(1908)創業の割烹旅館です。

 

昭和初期築造の楼閣風な出で立ちが最高。

 

 

脇の小路を見上げれば渡り廊下。

 

おこぼれ待ち(?)の黒猫さん。

 

 

酒宿 山田屋

 

昭和初期築造の主屋と明治期築造の蔵。

 

酒屋ですが、1日1組限定宿泊も可能。

(1泊1名¥4,000)

 

葉山商店

 

船具店をリノベーションした手打蕎麦屋。

 

前から入ってみたかったお店。

 

せいろそば・雪の茅舎 純米吟醸

 

しっかりした蕎麦の香りが美味。

 

三崎バル くーろん

 

リノベ中だった蔵もバルになっていました。

 

喫茶トエム

 

以前は「ミナト食堂」の看板が出ていましたが、営業形態を変えたのだろうか?

 

看板猫爆睡中。

 

 

建物入口のお稲荷さんと壁に書かれた鮪。

 

 

日常の中の稲荷信仰と鮪な風景にほっこり。

 

東側の通りはさながら看板建築街道。

 

 

看板猫が佇むこちらは本に囲まれた美容室。

 

花暮美容室

 

東京表参道で活躍していた美容師と、美容専門誌の編集者だった若手二人のお店です。

 

こういう流れ、活況化して欲しいですね。

 

ユニバーサル広告社

 

角地の怪しい探偵社のような雰囲気?

 

ルミエール

 

相変わらずユニークな尖った玄関。

 

チャッキラコ・三崎昭和館

 

国指定重要無形民俗文化財である小正月のお祭り、"チャッキラコ"に関する資料館。

 

この日はお休みでした。

 

クラフト うみべ

 

地元の方による陶器作品や小物を販売していた店蔵は現在休業中。

 

 

軒先部分が改築された古民家が連なる通り。

 

 

三崎港 古民家の旅宿

 

こちらも山田酒店が運営する古民家宿です。

(1泊1名¥5,000)

 

かわさき園芸

 

鉢に埋もれてますね。

 

重厚な出桁造りの古民家。

 

 

表札は出ていますが、居住中なのだろうか?

 

表通りには再利用されている古民家や蔵が目立つものの、ちょっと裏に入ると、取り壊されるのを待つ廃屋も散見されます…

 

 

コロナの影響で観光客は減る中、お祭りやイベントも中止が相継ぎ、最強の観光アイテム"みさきまぐろきっぷ"も、現在は平日&時間限定という状況。

 

けれど、

 

元々、外国人観光客が多くはなかった点は不幸中の幸いだったかもしれません。

 

鮪に海に昭和の町並み…

 

三浦の幸満載の産直センターでお土産も。

 

うらり

 

神奈川県民よ、今こそ三崎へ。

 

続く。