歴史ある町には良い鰻屋がある。
ここ人吉には、鰻通が九州一と賞賛する、創業100年超の名店があります。
上村うなぎ屋
開店は10時。
超行列店なので、開店と同時に訪問。
幸い、待たずに入店。
(先客数名、その後ぞろぞろでした)
鰻屋は待つ時間も楽しみの内。
と思っていたら、速攻で着丼。
うな重
(¥4,500)
*¥2,900のうな重(いわゆる並)もあり
こんがり肉厚な鰻。
5〜10日間、真水の中で泳がせ、身の引き締まったものを提供しているそうです。
外はカリッと炭火で仕上がっているけれど、中はぷるむちっとした食感。
その日によって違うのかもですが、このぷるむち食感は初体験。
継ぎ足しで使われる秘伝のタレも脂っ濃く無く、旨味をグッと感じるもの。
ご飯の中からも鰻登場。
途中で山椒の香りを楽しみながら。
肝吸い付きです。
ぺろっと完食。
メニューの表紙。
つかみどころのない奴だが
腹を割いて焼いて見りゃ
ちったぁ味のある男
会席や持ち帰り用の燻製もあります。
次回は燻製を買って、宿で夜食にしたい。
雰囲気のある奥のテーブル席。
店内は2つに区切られていて、奥のこちらには座敷もありました。
歴史を感じる店構え。
店を出た頃にはぞくぞくと客が押し寄せ、行列が出来ていました。
日によっては、外国人の団体客も訪れたりするので、朝一訪問が無難かも。
因みに、
お隣りも人気の鰻屋さん。
初めて九州で食べた鰻。
今年初鰻。
我が鰻食べ歩き人生において、記念すべき一杯でした。
店を後にして、人吉を去る前に町並み散策。
続く。