旅でまだ訪れていない都道府県。
滋賀、大阪、島根、山口、鹿児島…
そして、長崎。
今年の6月、初長崎の風景を送ります。
長崎空港からまず向かったのは、
長崎の産土神、諏訪神社です。
(通称、鎮西大社)
◆諏訪神社◆
通りに面した一の鳥居と巨大な石灯篭。
二の鳥居は肥前鳥居風。
参道から拝殿にかけての石畳には、縁結びの陰陽石が埋め込まれています。
1つ目の陰陽石:男石。
三の鳥居、四の鳥居。
2つ目の陰陽石:女石。
貫禄の狛犬。
祓戸神社で穢れを祓ってからお参りします。
その傍らには、立ち&逆立ち狛犬。
(九州では良く見掛けますね)
五の鳥居の先には国指定重要無形民俗文化財、秋の大祭、"長崎くんち"の舞台となる踊馬場。
左には、
樹齢600年近いと言う病魔退散大楠。
(古来より病除けに霊験あらたかだそうです)
石段上からの展望。
山の斜面に広がる町並みは長崎ならでは。
大門をくぐり、御神前に広がる空間へと。
手水舎
大門
大門から伸びる絵天井の廻廊。
伊勢の神宮から下賜された桧の古材が使われているそうです。
大門の下部を覗くと、備前焼風の狛犬がちょこんと。
拝殿
諏訪神社は16世紀中頃から祀られていた諏訪・森崎・住吉の三社がその起源と伝わります。
戦国時代、キリスト教領地となった長崎の寺社は破壊され、この三社も例外ではありませんでした。
その後、寛永2年(1625年)に三社を合祀し、再興に至ります。
現在の社殿は昭和末期の再建。
<御祭神>
諏訪神社:建御名方神、八坂刀売神
森崎神社:伊邪那岐命、伊邪那美命
住吉神社:表筒之男神、中筒之男神、底筒之男神
3つ目の陰陽石:両性合体石は拝殿前に。
雄大な空間を体感した後は、境内社巡り。
続く