そばでお腹を満たして、再び"つくば道"へと。
六丁目の石鳥居に到着。
六本松の一の鳥居とも呼ばれています。
筑波山神社の例祭では、拝殿からこの鳥居まで神幸があるそうです。
傍らのベンチでひと休憩してから、鳥居をくぐり、待ち構えるラフ・ロードへ。
鳥居から先は石段が続いていましたが、昭和40年代に舗装されました。
それゆえこの波打ち状態。
振り返れば、広がる関東平野。
かつて賑わった参道に漂う郷愁感。
横浜という坂の町で育ったせいか、
坂の風景にたまらなく心を揺さぶられます。
風景や町並み、石垣を楽しみながら、
凸凹道を登ること20分、参道が本通りと西山通りに分かれます。
まずは、右の本通りから。
車両進入禁止の小道が続いていて、
その先に、
かつて旅籠だった大越邸があります。
そして、
かつてのままの姿の石段を上がり、
旧筑波山郵便局の前を過ぎると、ゴールです。
時刻は14時。
北条を出てから3時間。
自他共に認めるドSな私ですが、凸凹坂を上る自分自身に対してもドSになり、果たして自分がSなのかMなのか分からなくなった3時間。
(なのんこっちゃ?笑)
これで終わりにするかと思いきや…
先程の分かれ道のもう一方、西山通りへ。
坂と融合したかのような白壁。
筑波山福来みかん保存会の蔵。
"福来(フクレ)みかん"は筑波山の名産です。
白壁の次は板塀。
こちらも旧旅籠でしょうか。
細かい虫籠格子…和の様式美。
向かいには蔵が連なっています。
そして、
今度こそゴール。
先程の道標の先にある民家。
お休み処として開放されている様子。
3年振りの"つくば道"、やはり素晴らしい。
次回は新緑の季節に巡りたいものです。
それでは、
筑波山神社へ向かいます。
続く