鎌倉街道から踏切を渡って、

 

線路沿いに進むと、

 

明月院の参道に入ります。

 

 

臨済宗建長寺派 福源山 明月院。

 

かつてこの地にあった禅興寺の塔頭でしたが、明治初年に禅興寺が廃寺となり、明月院だけが残りました。

 

"あじさい寺"として余りにも有名ですが、

 

個人的には、冬景色が一番好きです。

 

 

紫陽花の季節には人で埋まる参道も、この時期はひっそり。

 

 

満開の蝋梅が陽の光に照らされ、

 

まるで空に舞う宝石の様に輝きます。

 

 

 

冬枯れの紫陽花たちも、緑に萌える初夏を待ちつつ。

 

参道を振り返る。

 

 

御本堂

 

御本尊は聖観世音菩薩。

 

円窓の風景も独占。

 

 

この時期は、慈善団体への寄付金¥300を納めると中に上がれるようです。

 

枯山水庭園

 

花想い地蔵

 

定番のイヤマフ冬コーデ。

 

開山堂

 

境内の紅梅が咲き始めていました。

 

 

今年は半月近く早いですね。

 

御本堂の方を望む。

 

 

境内を歩けば、そよぐ冷たい風に乗って蝋梅の甘い香りが漂ってきます。

 

 

澄んだ冬の空気の中、甘い香りに包まれて。

 

寒さに堪える紫陽花たち。

 

 

総門手前まで戻り、脇の参道へ。

 

その先には、北条時頼御廟があります。

 

 

北条時頼は禅興寺の前身とも言える、最明寺の開基。

 

その奥には墓所もあります。

 

 

賑やかな初夏と真逆の明月院でした。

 

これが本来の雰囲気なのでしょうね。

 

鎌倉街道に戻り、鎌倉方面へ進みます。

 

坂の途中に、

 

ただならぬ雰囲気の神社があります。

(ブロ友の☆だい☆さんも気になったスポット)

 

 

建長寺の守護、第六天です。

 

門は閉ざされ、参拝は出来ません。

 

 

この上に幕末再建の社殿が建っています。

 

社殿に祀られていた第六天像と四天王像は10年程前に盗難に会ってしまったそうです…

 

やるせないですね。

 

建長寺へ向かいます。

 

続く右矢印