カレンダーはもう秋ですが、
2016夏漫遊、まだまだ続きます…
大分の次は、
ブロ友、りんさんガイドによる茨城漫遊。
お誘い頂いたばかりか、とてもお忙しいなか都合を付けて下さり、心より感謝しております。
土浦駅前で待ち合わせして、最初に連れて行ってもらったのは、
土浦まちかど蔵です。
2軒の見世蔵が保存・公開されています。
まずは、大徳から。
(大黒屋徳兵衛店が略されて大徳と)
大徳は江戸後期創業の呉服店で、現在も市内で営業中です。
(呉服や婦人服、学校制服を取り扱っているそうです)
1階はお土産屋兼休憩所。
2階に上がると、往時を偲ぶ展示物の数々。
奥に進めば、座敷が広がっています。
木の色を活かした色調が渋い。
独特の様相なザクロの床柱。
床の間には黒柿や黒檀が使われていて、壁は螺鈿塗りという豪華さ。
畳の縁の柄も良いですね。
この座敷で蕎麦や会席料理を頂きたい。
縁側の奥行き感が良い。
床には松が使われています。
上を見上げれば、近江八景の透かし彫り。
土浦藩は水戸藩に次ぐ規模(9万5千石)で、水戸街道上、唯一の城下町でした。
その繁栄振りを今に伝える見世蔵でした。
向かいの「野村」は、蕎麦打ち体験も出来る多目的工房として活用されていて、裏にあるレンガ蔵は喫茶店になっています。
2階の窓にはステンドグラス。
次に訪れた時は珈琲でも頂きながら、中を拝見したいものです。
通りの風景。
大徳の袖蔵も迫力ですが、石塀も気になります。
独特のマーブル柄…どこ産の石なのだろう?
並びの矢口酒店は修繕中。
県指定文化財だそうですが、完成が楽しみですね。
野村の裏手の蔵の脇には、山門があり、不動院と琴平神社が鎮座しています。
霞ヶ浦を行き来する船を見護ってきたのでしょうね。
ご当地マンホールは霞ヶ浦と帆曳船、筑波山の風景。
蔵の町並みの次は城攻めです。
続く