一泊二日の大分漫遊二日目。

 

ホテルをチェックアウトして向かったのは、別府温泉の総鎮守社。

 

6年振りのお参りです。

 

別府駅から徒歩15分程、朝見川に架かる御幸橋を渡った所に一の鳥居が建っています。

 

◆八幡朝見神社◆

一の鳥居

 

鳥居の先には門前町風情が残る町並みが続いています。

 

石畳には干支が刻まれていたりして、自分の干支を探してみるのも面白いですね。

(私は丑年)

 

 

二の鳥居

 

この辺りから石畳のデザインが変わり、石畳には瓢箪石と盃石が隠れています。

 

 

 

初詣の時に踏むと縁起が良いのだとか。

 

三の鳥居

 

鳥居の後ろには、夫婦杉の巨木がそびえています。

 

門杉

 

巨大な門の様な姿に圧倒されます。

 

樹齢はどれ程なのだろう…

 

 

三の鳥居

 

苔むしていて、良い古え感。

 

手水舎

 

手水舎の水は"萬太郎清水"と呼ばれている湧水です。

 

親孝行者の萬太郎が、この清水で父親の不治の病を治したという言い伝えに由来します。

 

社殿は後方の舞台の上に鎮座しています。

 

拝殿

<主祭神>

誉田別命 (応神天皇)

気長足姫命 (神功皇后)

足仲彦命 (仲哀天皇)

大鷦鷯尊 (仁徳天皇)

 

1196年、鶴岡八幡宮からの分霊で創建され、大友氏の崇敬を受けてきました。


6年前、緑萌える5月にお参りした時の、美しく清々しい風景が忘れられません。

 

*その6年前の写真

 

明治時代には別府の総社となり、戦後は温泉神社を合祀して別府温泉の総鎮守となります。

 

その為、"別府温泉まつり"もこの八幡朝見神社が中心的に執り行なっています。

 

 

正面の舞台。

 


 

御神木・大楠

 

樹齢1000年を超えます。

 

やはり、九州の巨木はスケールが違う。

 

その脇を見ると、社殿に沿って、石像が並んでいます。

 

 

神仏習合時代の名残りでしょうか。

 

御本殿

 

現在の社殿は大正時代の再建。

 

反対側には摂末社が連なっています。

 

 

喫茶店 茶房萬太郎

 

"萬太郎清水"を使った珈琲っぽいですね。

 

社務所

 

授与所

 

気になったのが、社殿脇のこちら。

 

 

お焚き上げをする場所の様なのですが、境内の床をぶち抜いている…

 

これから工事をするのだろうか…

 

社殿を見納め、御神域を後に。

 

 

神池

 

おたまじゃくしがたくさん泳いでいました。

 

今頃はカエルの合唱ですね。

 

御朱印・御守り

 

この御守り、ふかふかしていて、お気に入りです。

(純白なデザインも良い)

 

別府を後にして、八幡様の総本宮が待つ宇佐へ向かいます。

 

続く右矢印