3月の頭、梅も見頃を迎えている鎌倉へ。

 

鎌倉は桜よりも梅の見所が多いのですが、この宝戒寺もそのひとつ。



鶴岡八幡宮の正面の通りの突き当たりです。

 

梅並木の参道。

 

 

門には北条氏の家紋、三つ鱗。

(境内の拝観料は¥100)

 

この日、8分咲きといった感じでした。

 

 

今頃はもう散っているのでしょうね。

 

今年は休みと天気の相性がイマイチで、北鎌倉の梅散策が出来なかった…

 

 

宝戒寺名物の"おもいのまま"は一本の木に紅白の梅が咲きます。

 

 

天台宗の寺院で、御本尊は子育経読地蔵大菩薩。

 

 

鎌倉地蔵尊二十四札所霊場の第一番で、鎌倉観音霊場第二番とされています。

 

鎌倉・江の島七福神の毘沙門天を祀っていることでも有名ですね。

 

1335年に後醍醐天皇が建立したと伝わっています。

(その敷地は北条執権の屋敷跡)


 

御本堂の脇には、大聖歓喜天堂が建っています。

 

 

秘仏である大聖歓喜双身天王が安置されています。

(旧国宝で、現在は重要文化財指定)

 

鎌倉幕府執権、北条高時を祀る徳崇権現堂。

 

 

その並びの聖徳太子堂。

 

 

境内は草花に囲まれていて、四季折々の風景を楽しめます。

 

特に、秋には境内一面に白萩が咲き、"萩寺"の異名も取ります。

 

御本堂前の立派な枝垂れ梅。

 

 

ただ、近年、あまり花をつけないようです…

 

枝垂れ梅の脇から境内散策。

 

 

 

 

枝垂れ梅に包まれて。

 

 

お地蔵さんに遭遇。

 

 

御本堂を横から。

 

 

梅に蘇鉄という所が、鎌倉&湘南風情。

 

お参りを済ませて、先日の"真壁のひな祭り"ですっかり雛人形に魅了された私ですが、そんな今の私にうってつけの展示が。

 

「雛人形展」が鶴岡八幡宮の境内にある「鎌倉国宝館」で開催されていました。

 

 

江戸時代のものを中心に様々な雛人形が展示されています。

(内部は撮影禁止)

 

常設展示されている、鎌倉期の質実剛健な仏像も大変見応えあります。

 

ついつい図録を購入。

(確か、¥500位)

 

 

 

素晴らしく雅で美しい伝統工芸品。

(雛人形とは無縁の人生ですが、ちょっと揃えてみたくなる)

 

鶴岡八幡宮の参道、若宮大路の段葛の工事も完了している様子。

 

 

あとは、3/30のお披露目を待つばかり。

 

こんな風景も今だけですね。

 

 

三の鳥居も3/30合わせて改修中の様子。

 

 

春の訪れを感じる鎌倉。

 

いつもの「舵屋」も何だか春うららかな雰囲気。

 

 

あん肝の鮮やかな桃色に春を感じますね。

(冬の味覚ですが)

 

「舵屋」は仕出し弁当も扱っているのですが、段葛リニューアル記念弁当が。

 

 

チラシの桜と鳥居の写真、私が以前撮ったものを使って頂きました。

 

使ってもらったという事より、ささやかでも役に立てた事が嬉しい。

 

再来週には関東の桜も開花らしいですね。

 

段葛の桜も、5年ものを植えたらしく、今年から咲く見込みなのだとか。

 

天候に恵まれますように…