いつまでも通い続けて、共に年を重ねていきたい。

 

そんなお店が鎌倉小町通りにあります。

 

「潮風料理 舵屋」です。

 

お店との出会いは、今を遡ること3年。

(それはちょうどお店がオープンした数ヶ月後の秋)

 

前年に、佐賀の呼子でイカの活造りの美味しさに目覚め、近場で食べられる店はないだろうかと、思いを巡らせていた頃。

 

そんなある日、いつもは避けている小町通りをたまにはという事で友人と歩いていたら、イカの活造りを全面にフィーチャーしている看板が目に留まりました。

 

観光地然としている小町通りで、イカの活造りを出しているお店に巡り合うとは

 

期待と不安を胸に入店すると、生簀に泳ぐイカや大漁旗が目に入り、ここは間違い無いなと、不安が消え、期待に胸が膨らんだのを覚えています。

 

その日は活イカの姿造りはもちろん、しらすやヒラメといった美味しい魚を堪能し、私の大好きな〆張鶴も久々に頂き…更に、お店の方々の温かく楽しいおもてなしに心も満たされました。

 

 

お店を出る頃には、完全に虜。

 

以来、毎月かそれに近いペースでお邪魔しています。

 

馴れ初め話が長くなりましたね

 

そんな「舵屋」の冬景色(?)です。

 

冬と言えば、鍋。

 

冬の鍋と言えば…あんこう。


 

あん肝もたっぷりと。

 

あんこう鍋の締めはやはり雑炊。


 

いい仕上がり♪

(手際の良い友を持つシアワセありがとう、M…見習えH 笑)

 

あん肝ポン酢。


 

あん肝もポン酢も大好物。

(下に隠れているキュウリがまた良い)

 

寄せ鍋もあります。


 

牡蠣に鱈に鶏…黄金の組み合わせ。


 

うどん派の方は締めはこちらで。



 

アワビはレギュラーサイズはもちろん、小振りなのもあります。

 

アワビのしゃぶしゃぶも出来ちゃいます。

(アワビとマグロは火を通す方が断然好み)


 

冬の味覚、生白子ポン酢。


 

ポン酢最高。

 

好きな魚上位のヒラメの薄造り。

(えんがわが堪りません)


 

胡麻油が最高に合います。

(胡麻油の使い方が抜群)

 

最近始まった、ソウダガツオの炙り。


 

お好みで胡麻油や醤油で。

 

噛めば噛むほどに、濃厚な鰹の旨味が広がります。

 

海の幸だけでなく、畑からの恵みも。


 

大振りなさやえんどうに、初夏の味覚のヤングコーンが沖縄からまさかの入荷。


 

湘南の味覚、鯵にタコ。


 

タコは地元の小坪で獲れたもの。

 

そして、湘南と言えばな…生しらす達。


 

酢辛子、ところてん、沖漬け…どれも逸品。

 


 

しらす酒なんてのもあります。


 

締めはいつもご飯セットにすじこのキムチや焼きたらこや…

 

 

マグロのスジ煮込みを添えて。


 

これがなきゃ、宴は終わらない!?

 

ほんのごく一部ですが、「舵屋」の食の冬景色でした。


 

そして、このお店を更に特別なものにしているのが、数々の銘酒と素晴らしいおもてなし。

 

 

お酒も魚も、もう何から何までお任せです。

 

いつも色々気付いてくれるし、こちらの好みや感じの先回り

 

ほんとニュータイプかと思うこともしばしば 笑

 

最近、「舵屋」の影響か、食用の魚の図鑑を買ってしまった。

 

酒蔵巡りが旅の目的になる日も遠くはないでしょう。

 

少し大袈裟かもしれないけれど、「舵屋」のお蔭で、人生が少し豊かになった気すらします。

 

まだ数十年先の話だけれど、老後も渋く明るく通い続けたい。

 

そんな気持ちにさせてくれるお店です。

 

ランチはランチで美味しいですが、やはり、真価は夜。機会があれば是非寄ってもらいたいものです。

 

本当に美味しい酒と肴に、心も会話も弾むハズ。

 

大切な人々と訪れても良し、一人で訪れても良し。

 

そこには、いつも居心地の良い空間が待っています。

 

運命の出逢いの看板。


 

この場を借りて、お店の皆様に日頃の御礼を申し上げます。

 

そして、これからもどうぞ宜しくお願いします。

 


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