水戸偕楽園、好文亭の続きです。

 

奥御殿が見えてきました。


 

四季折々、豊かな表情を魅せてくれる庭園。

 

あともう少しすれば、梅に桜に躑躅に、春爛漫なリレーが始まることでしょう。

 

奥御殿へは暗く細い太鼓廊下を通っていくのですが、外敵の侵入を拒む為に狭くしているのだとか。

 

天下泰平の世でも、そこは殿様の御殿、セキュリティ重視ですね。

 

廊下の格子窓。


 

内側から扉を閉じると、外からは窓がある事が分からなくなる仕組み。

 

廊下の先にある華燈口。

 

 

花頭窓の形ですね。

 

その先の広間の一画にある藩主の間。


 

案外、質素。

 

広間の天井は木の皮を編んだ、網代張り天井です。


 

広間からは、庭園とその向こうの景観を望めます。


 

 

それでは、3階部分の楽寿楼へ。

 

畳の縁には徳川家の葵の紋が刺繍されています。


 

楽寿楼からの眺望。


 

 

上から見た太鼓廊下の外観。


 

桜や躑躅の季節はどんなだろう。

 

そんな想いを残し、好文亭を後に。


 

外から見た好文亭。


 

恒例の「森のジュブール館」の絶品レアチーズタルト。


 

梅のジュレが程よいアクセントな逸品。

 

続いて、梅林散策です。

 

続く