昨年の奈良旅記事の途中ですが。
先日ふらっと、埼玉~栃木方面へ日帰りで行って来たので、そちらの記事を。
今年の夏、最後の週末。
まず向かったのは、埼玉県の北部、行田市。
目的は忍城。
最近、「のぼうの城」の舞台としても有名になりましたね。
行田市駅から町中散策しながら向かいます。
道路沿いには、こんなオブジェが並んでいます。
いいですね、こういう地方色豊かな町並み。
全部で39体あるそうです。
駅近くの武蔵野銀行行田支店。
昭和初期の建築で、国指定の登録有形文化財です。
町の銀行が歴史ある建物って、素敵ですね。
10分程歩いて、市役所裏手の入口。
先に緑の並木が続いています。
夏の終わり。
セミ達の主役はアブラゼミ&ミンミンゼミから、すっかり、ツクツクボウシにバトンタッチ。
至る所に小さな抜け殻。
並木を抜けると、復元された御三階櫓のお出まし。
いい空。
15世紀後半、この地の領主であった忍一族を滅ぼした成田氏が築城、統治をしました。
かつて、上杉謙信や北条氏康の攻撃に耐え、豊臣軍の石田三成による水攻めにも耐え、"忍の浮き城"の異名をとりました。
そんな水攻め攻防戦のさなかで成田家長女、甲斐姫の伝説が生まれます。
(後世の創作のようではありますが)
櫓を囲むお堀を渡ると城門です。
城門を内側から。
下から見ると、なかなかの迫力。
屋根の鯱鉾は日本最大級の大きさだとか。
復元された鐘楼。
本物は併設の郷土博物館にあるそうです。
城内には桜を始め、様々な木々が植えられていて、四季折々の風景を楽しめそうです。
夏の終わり、どこか涼やかな空気。
こちらが表のようです。
郷土博物館の前では、"忍城おもてなし甲冑隊"による寸劇が催されていて、家族連れで賑わっていました。
さて、
お城の後はご当地グルメ!
忍城近くのかねつき堂で、ふらい焼そばとゼリーフライ。
フライ?
小麦粉ベースで作る、この地域特有の粉ものグルメです。
ふらい焼そばは中に焼そばが入っていて、オム焼そばと広島風お好み焼きのハイブリットな感じです。
小麦粉だけとは思えないモチモチっぷりで美味ですね。日曜の午後、自宅で軽く食べたい…そんな感じ。
で、ゼリーフライ。銭が転じてゼリーになったそうです。
芋をメインに、おからや野菜を入れた揚げ物です。
コロッケのようで油揚げのようで、天婦羅のようで…結構、好み。
お腹も満たして、次の目的地、足利へ。
ご当地マンホールはカラー忍城 feat.銀杏。銀杏は市の木。
商工会議所のお土産売場で購入した漬け物。
続く