偕楽園を出た頃には既に14時。遅めのランチです。
水戸グルメと言えば、納豆や梅がすぐに思い浮かびますが、殿様のお膝元にはあるんですよね、必ず、
良い鰻屋さんが。
以前から行きたかった「ぬりや泉町店」へ。
上うな弁。
噂通りの美味しさで、大満足。飴色のフォルムにも惚れ惚れ。
中部以西の焼き系の鰻の方がどちらかと言えば好みなのですが、この「ぬりや」は関東風の蒸し系の最高峰クラスではないでしょうか。
ふわっとしているのはもちろん、口の中で溶ける、まるで淡雪の様な食感。
タレもあっさりながらも味わいしっかりで、いい塩梅です。
箸置きもうなぎ。
数年前に火事で全焼した事もあったそうですが、今ではこの通り、昔風情の趣を残しながらも、真新しい出で立ち。
ごちそうさまでした!
お腹を満たして、少し水戸散策。
水戸城址に向かいます。
駅前の坂を上がり、橋を渡り、歴史会館か何かと思いきや、何と公立中学校。
この周辺、小中高が連なっていますが、どれも立派で、格式の高さすら感じさせます。城址内に建っているだけありますね。学力も高いハズ。
更に進んで、橋を渡ると、高校の敷地内にかつての水戸城の城門、薬医門が移築されています。
重厚。
こんな立派な門があるなんて、凄い高校ですね。
下校中の生徒も賢そうだった。
ご当地マンホールも様々。
ところで、
梅とよく一緒に描かれる鳥をウグイスと思われている方も少なくないと思いますが、あれはメジロ。
その色をウグイス色と言うくらいで、昔から勘違いされていたようですね。
帰りに弘道館に寄りました。
水戸藩の藩校だった所です。
震災の影響で長らく観覧が限定的でしたが、訪れた翌日3/27から一般公開が再会されるそうです。
この日も急ピッチで作業が進められていました。
この日はまだ庭園のみの公開。
庭園の梅は満開を少し過ぎた感じでした。
中には目が覚めるほど鮮やかに咲き誇っている梅もありました。
庭園内にある土産物屋さんで笠間焼の納豆用の器を買いました。
手に取るとしっくり。即決です。
欲しくて探していたのですが、まさかここで出会えるとは。
良き出会いに感謝。
お店のおばちゃんと仕入れをされているご子息さんにも感謝。
他にも観たい場所、食べたい物がありましたが、今回はこの辺で。
と、足下を見ると。ゆるキャラ…
駅前で黄門様一行にお礼。
水戸日帰り旅から戻り、
水戸駅で買った磯べん。
水戸は大洗からも近く、海の幸も豊富ですね。
手前のおかずは茨城名物アンコウの唐揚げ。
もちろん、納豆も購入です。
創業100年の「天狗納豆」さんの看板商品。
こんな感じで。
藁に包まれた納豆は余計な味はせず、素朴ながらも豆本来の味の深みを堪能出来るもの。
これなら、生卵はもちろん、醤油すら不要かも。
お取り寄せ決定です。
筑波山に続く、茨城推し旅第二弾、いい一日でした。