鶴来、羽咋と巡った翌日は金沢からスタートです。これが2度目の金沢だったかと。
 
まずは、近江町市場にある「いきいき亭」で豪華な朝ご飯を。
 
評判のカウンターだけの小さなお寿司屋さんです。
 
頂いたのは看板メニューのいきいき丼。
 
新鮮な海の幸が丼からこぼれんばかりに盛られていて、朝の9時から至福の時。
 
写真を撮っていなかった…
 
お腹を満たして、少し金沢散策。
 
最初に伺ったのは、尾崎神社。
 
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天照大神と徳川家康、前田利常をお祀りしています。
 
北陸の東照宮と称されていて、神門は徳川家の葵の家紋付き。
 
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訪れた2011年当時は社殿修復中でした。
 
記憶では、結構シビアに修繕費を募る看板が出ていたけれど、もう完成したのだろうか?
 
そして次に、尾山神社。
 
こちら、神門です。
 
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教会?いえ、神社です。
 
明治時代にオランダ人によって設計されたもので、国の有形文化財に指定されています。
 
最上部にはギヤマン、要はステンドグラス的な装飾が施されていて、和洋折衷の極みといった趣き。
 
夕陽が差し込む時間や、夜のライトアップの時の美しさがまた格別との事。
 
そりゃそうだろうなぁ。
 
次回はその時間帯に!
 
立派なのは神門だけではないんです。
 
社殿も重厚でかなり巨大。
 
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主祭神は加賀藩の祖、かの前田利家。
 
創建は明治時代ですが、その前身は江戸時代にまで遡ります。
 
徳川の世で徳川家以外の人物を正々堂々と祀る訳にはいかず、相当の苦労があったようです。
 
当初、八幡神社と称して(ごまかして?)創建したそうです。
 
それで、幕府も容認したのでしょう。
 
そんな時代も今は昔、今では東照宮である尾崎神社を遥かに凌ぐスケールの神社になりましたね。
 
金沢ではちょこちょこお見かけする前田利家公の黄金の兜。
 
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前田利家公像。
 
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背中にしょっている丸い物は母衣(ホロ)と呼ばれる旗の様な物で、パラシュートの様に膨らみ、敵味方を区別し易くしたり、後方への盾となったりします。
 
かつて、前田利家は織田信長軍の母衣集団に抜擢されていたので、こういう銅像になったのでしょう。
 
拝殿の立派さに驚いていたら、その後ろに控える本殿も驚きの立派さ。
 
しかも、本殿を囲む水垣がレンガ造り。
 
壁面に前田家の家紋もあしらわれているし。
 
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明治時代創建とは言え、モダンですねぇ。
 
さすが、粋な加賀百万石。
 
そんな尾山神社の西隣りの金沢城。
 
一部修繕中でしたが、美しいお城です。
 
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そして、金沢観光の定番、兼六園。
 
日本三庭園のひとつですね。他の二つは岡山の後楽園と水戸の偕楽園です。
 
お馴染みの徽軫灯籠。
 
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その形が琴の琴柱(コトジ)に似ている事からこの名称になったそうです。
 
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対岸の内橋亭へ走る氷の亀裂も風情があります。
 
諏訪湖の御神渡り的な?
 
庭園内の雪吊りに雪が積もるくらいだったら、もっと良かったけれど、今回も季節ごとの美しい風景を楽しませてもらいました。
 
さて、旅は金沢から福井へと。
 
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金沢駅はいつ見ても前衛的で立派。
 
続く右矢印