鶴来、羽咋と巡った翌日は金沢からスタートです。これが2度目の金沢だったかと。
まずは、近江町市場にある「いきいき亭」で豪華な朝ご飯を。
評判のカウンターだけの小さなお寿司屋さんです。
頂いたのは看板メニューのいきいき丼。
新鮮な海の幸が丼からこぼれんばかりに盛られていて、朝の9時から至福の時。
写真を撮っていなかった…
お腹を満たして、少し金沢散策。
最初に伺ったのは、尾崎神社。
教会?いえ、神社です。
明治時代にオランダ人によって設計されたもので、国の有形文化財に指定されています。
最上部にはギヤマン、要はステンドグラス的な装飾が施されていて、和洋折衷の極みといった趣き。
夕陽が差し込む時間や、夜のライトアップの時の美しさがまた格別との事。
そりゃそうだろうなぁ。
次回はその時間帯に!
立派なのは神門だけではないんです。
社殿も重厚でかなり巨大。
主祭神は加賀藩の祖、かの前田利家。
創建は明治時代ですが、その前身は江戸時代にまで遡ります。
徳川の世で徳川家以外の人物を正々堂々と祀る訳にはいかず、相当の苦労があったようです。
当初、八幡神社と称して(ごまかして?)創建したそうです。
それで、幕府も容認したのでしょう。
そんな時代も今は昔、今では東照宮である尾崎神社を遥かに凌ぐスケールの神社になりましたね。
金沢ではちょこちょこお見かけする前田利家公の黄金の兜。
前田利家公像。
背中にしょっている丸い物は母衣(ホロ)と呼ばれる旗の様な物で、パラシュートの様に膨らみ、敵味方を区別し易くしたり、後方への盾となったりします。
かつて、前田利家は織田信長軍の母衣集団に抜擢されていたので、こういう銅像になったのでしょう。
拝殿の立派さに驚いていたら、その後ろに控える本殿も驚きの立派さ。
しかも、本殿を囲む水垣がレンガ造り。
壁面に前田家の家紋もあしらわれているし。
明治時代創建とは言え、モダンですねぇ。
さすが、粋な加賀百万石。
そんな尾山神社の西隣りの金沢城。
一部修繕中でしたが、美しいお城です。