富岡に続いて、高崎漫遊です。

 

11/21、妙義山の帰りに群馬八幡駅で下車。

 

向かうは、上野國一社八幡宮と少林山達磨寺です。

 

まずは、上野國一社八幡宮から。

 

全国の一の宮巡りだけでなく、八幡宮巡りもライフワークにしているのですが、ここもかねてから参拝したかった所。

 

少々変わった名称ですが、それぞれの国に一の宮があるのと同じで、八幡宮も一国一社といった慣習があったようで、その名残りでしょうか?

 

ただ、この正式名称よりも通称の八幡八幡宮の方が一般的みたいです。

 

読み方は、ヤワタハチマングウ。

 

もしくは、ヤワタノハチマンサン。

 

駅から住宅街を抜けて、徒歩15分程度で神門に到着です。


 

Y字路の真ん中に御鎮座ですね。


 
なかなか変わった配置。

 
石段の上の鳥居をくぐり、もう一つの門と鐘楼があります。

 
共に真っ赤で印象的。
 
その先に社殿。

 
神社の創建は1000年程前の様ですが、社殿は江戸時代初期の再建との事。
 
 
渋い中にも凝った装飾がされていて、とても見応えありです。
 
柱を突き抜ける見事な龍の彫刻。
 
 
壁面の装飾も豪華。
 
 
かつてはもっと鮮やかだったのでしょうね。
 
 
拝殿の中も色々な額が飾られていて、昔から崇敬を集めていた事が伺えます。
 
 
御祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫。
 
八幡宮ではお馴染みの組合せですね。
 
神功皇后は応神天皇の母。
 
玉依姫は巫女の総称、応神天皇の娘、海神の娘…幾つか説があるみたいですが。
 
東国の多くの八幡宮がそうであるように、こちらも京都の石清水八幡宮から勧請を受けての創建。
 
秋晴れの中、静かな境内に佇んでいると、まるで江戸時代にトリップしたような何とも言えない郷愁感に包まれる…そんな雰囲気たっぷりな境内。

 
しばし目をつむって、心は江戸時代に。
 
理屈では無く、この神社に居ると、郷愁感にも似た何とも言えぬ、胸がきゅうっとなる感じがして、とても気に入りました。
 
 
境内には幾つか摂社・末社もあります。
 
 
 
御朱印も頂けました。
 
 
神社を後にして、正面の道路を真っ直ぐ進むと立派な大鳥居…デカい。
 
 
それでは、次なる目的地、少林山達磨寺へ。
 
続く右矢印