もう今年もあと2週間程。

 

秋の景色も季節外れと思いつつも、秋の旅の記録が一番多いので…

 
と言う訳で、
 
前回の富岡漫遊に引き続き、群馬県。
 
訪れたのは、妙義山。
 
富岡漫遊の翌日、11/21です。
 
目的地は妙義山の麓にある妙義神社。
 
1500年近い歴史のある神社です。
 
高崎駅から信越本線で20分程、松井田駅で下車。
 
駅前から臨む妙義山。

 
徒歩だと1時間の距離なので、タクシーで。
(電話番号は改札口に貼ってありました)
 
10分程で参道前に到着。

 
なかなかの眺望。

 
鳥居の後ろには妙義山がそびえ立ち、圧倒されつつも胸が踊ります。
 
神社の鳥居の前に立った時の緊張感と高揚感。
 
自分にとってはかなり中毒性ありです。
 
気を引き締めて、参道を上がります。

 
見事な枝振りの枝垂れ桜。
 
 
更に上がると総門です。

 
周辺は見事な石垣で固められています。
 
 
この石垣、県指定の重要文化財です。
 
建造物のほとんどが県や国の重要文化財。
 
ところで、
 
総門は元は神仏習合時代にこの地にあった、白雲山石塔寺の仁王門だったそうです。
 
なので、門の両脇には阿吽の仁王像が安置されています。
 
明治の神仏分離令によって、それまで一緒だった神社と寺が引き離された際に、こういった寺の門も神社風にアレンジされたりもした訳ですが、歴史ある山の神社は今も仏教色が色濃く残っていたりしますね。
 
多くの場合、仏教的な仁王像は神様のボディーガード的な随神像に差し替わっていたりしますね。
 
 
歴史の変遷に想いを馳せつつ、門をくぐります…
 
 
総門脇の銀杏がちょうど見頃でした。
 
足元は黄色い絨毯状態。
 
と、ここで…高崎名物、ダルマ弁当~
 
 
朝の清々しい境内の中で食べる山菜ご飯の美味しさは格別。
 
食べ終わった後のケースはそのまま貯金箱として使えます。
 
参拝を続けます…
 
総門を裏から眺めてみる。

 
11月の凛とした清浄な空気、晴れ渡る空、色付く木々…

 
心に染み入ります。
 
いい日だ。

 
それでは、神域の先へと…
 
続く右矢印