まだ業績相場にはならない?

結論から言うと、**「本格的な業績相場には、まだ移行しきっていない可能性が高い」**と思われます。

 


なぜ「まだ」業績相場ではないか

  1. 株価を動かしている主因が業績以外

    • 日経平均やTOPIXは

      • 日銀の金融政策観測

      • 為替(特に円安・円高)

      • 米国金利・米株動向
        といったマクロ要因に強く反応しています。
        → これは「金融相場~期待相場」の色合いが濃い状態。

  2. 決算内容の評価が選別的

    • 好決算でも

      • 将来見通しが弱い

      • 市場期待に届かない
        と売られる銘柄が多い。

    • 逆に、業績がそこまで良くなくてもテーマ性で買われる銘柄もある。

  3. 企業の業績見通しがまだ不透明

    • 賃上げ・原材料高・為替変動の影響を
      多くの企業が「保守的」に織り込んでおり、
      EPSの明確な上方トレンドが見えにくい


では、いつ業績相場になる?

業績相場に入るサインは次のようなものです。

  • 決算で
    「実績+来期見通し」が揃って評価される

  • 金利・為替のニュースに
    株価が過剰反応しなくなる

  • 指数よりも
    個別株の差が大きくなる

これが揃ってくると、「業績相場に入った」と言えます。

予想外の解散報道による売り方の買い戻し、高市内閣の政策期待の新規買い、このダブルでここ三日間で日経平均3000円強の急騰をみせたわけですが、このまま直線的な上昇が続くことは現実的ではない。しかし、短期的な調整が来ようが先週までの高値を大きく割り込んでいくいことがない調整であれば空売りの買い戻しは今後も大きく膨らむことが考えられる。特に、日経平均に大きく影響する大型株以外の小型株で業績が伸びているにも関わらず大量の売り込みが入っている銘柄をミスジャッジで売り込んでいるところがあるので、この先の展開次第で予想以上の踏み上げ相場に発展してくることが考えられる。

目先はショートカバー主導の上昇か

現状は、かなり「ショートカバー主導の上昇」と見てよい局面だと思います。

根拠を絞って言うと👇

なぜショートカバー主導と判断しやすいか

  • 上昇スピードが速い割に、材料が伴っていない

  • 下落局面で売られていた
    指数寄与度の高い主力株が一斉に戻っている

  • 押し目を待たずに
    踏み上げ的な買い戻しが続いている値動き

逆に「本格上昇」なら見えるはずの兆候

  • 押したところで
    新規の実需・中長期資金が入る

  • 業績・テーマを理由に
    銘柄ごとの強弱がはっきりする

  • 上昇しても
    高値圏で売りがこなれて横ばいになる

今はまだ、

「売っていた人が慌てて買い戻している」

色合いが強く、

「積極的に先高を見て買いに来ている」

という雰囲気には届いていない印象です。

実務的な見方

  • 短期:
    👉 もう一段の踏み上げはあり得る

  • その後:
    👉 高値圏でのもみ合い or 一度の調整が入りやすい

  • 本物かどうかは:
    👉 次の押しで安値を切り上げられるか

ここを見極める局面です。

今日の高値、53814円。引けの53549円と今日はほぼ全面高だが、これから政策のリード役になる防衛、AI・半導体などから先導株が出るはずです。それが、解散が決まり投票日までにいくらかわかりませんが高値を付けるはずです。その株価を、投票結果が終わってからどうなるかです。

 

それが一点

 

もう一つ、選挙結果が良かったと仮定して、5月の決算発表で2027年3月期の数字がどんなのが出るかです。

 

何れにしても、二月と五月の二回の山が来ると考えられます。

 

勿論、上記は様々な横やりがなくスムーズにことが運んだらの話です。この一年もそうであったように、この先に何があるかわかりません。桜の咲く前に、春の嵐がなきゃいいですが・・・

 株価動向

  • 日経平均株価は大幅上昇し、史上最高値圏で取引終了。上昇率はおよそ +3.6%程度で、5万3千円台まで伸びました。

  • **TOPIX(東証株価指数)**も高く、こちらも 過去最高値圏で推移しました。

背景/材料

  • 総選挙の観測衆議院解散・総選挙実施の可能性が高まったとの観測から、株式市場に強気ムードが広がりました。市場では 追加的な財政支出(景気刺激策)期待が高まっています。

  • 円相場は記録的な円安:ドルやユーロに対して円が弱含みとなり、輸出関連株の買いが強まりましたが、為替動向を巡る警戒感は残っています。

 セクター/個別銘柄の動き

  • **輸送機器株(例:トヨタ、スバル)**や 半導体関連株(例:アドバンテスト、東京エレクトロン) が特に強い上昇。

  • 米国市場やグローバルセンチメントの改善も買いを後押ししています。

債券・為替

  • 預金や国債市場では長期金利が上昇し、 日本国債利回りも高止まり

  • 為替では円安が進む展開となり、輸出企業の業績期待が強まっています。


まとめ
今日の東京市場は 強気相場で、日経・TOPIXとも 史上高水準で引けました。政治イベント(総選挙)観測が株高の主因で、特に 輸出・景気敏感セクターへの買いが優勢。円安進行も追い風となっています。

この連休でおわかりのように今日はかなり高くなるでしょう。今朝の先物は既に54100円と2000円以上も上昇してます。先週買えてればいいですが、今週参加者はこの高値から始まります。言うまでもないことですが、今週参加者はこの高値を買うことになります。ここから儲ける投資家は54000円では利益は出ない。銘柄にもよりますが、当たり前のことですが、そういうことです。

 

高市内閣が冒頭解散、内閣を強くするのは今が最善だということで解散をするわけです。その期待で株価が上がる?大勝すれば相場は上がる?これはわかりません。選挙で勝っても上がらないことはあります。もう相場が上がっている時です。業績がいいから上がるとは限りません。もう織り込み済みということもありますから注意したいものです。昨年の4月は31000円です。

 

第39回衆議院議員総選挙は、1990年(平成2年)2月18日に日本で行われた総選挙である。

 

確実にバブルであったとして後に評されることになる、この頃の好景気を、与党は自民党政権の成果と主張、与党有利の情勢とみられ、自民党勝利は事前にかなり予想されていた。皮肉なことに、自民党勝利とともに、株式の世界でいう「好材料出尽くし」感が漂い、選挙前37,460円(2月16日)であった日経平均株価は週明けの19日には37,223円に下落、その後も下落を重ね、選挙前の水準に戻ることもなく、年末(12月28日)には23,849円となった。バブル崩壊の第一段階となった株式バブルの崩壊の引き金となる様相を呈した。

 

投資をすることが当然という雰囲気に世の中がなっています。余計なことかもしれませんがいつも振り返らないと山が高かったとわからないのです。山に登ることはいいですが、無事に下山しなければ意味がありません。十分に気をつけて下さい。