カメムシは苦手なのですが今年は全国で大発生と聞きます、悩ましいものですね。
あの独特の形と、刺激したときの強烈な臭い……好きになれというほうが難しい虫ですよね(笑)。
2026年も農作物への被害が懸念されています。ただ、人間にとって危険な虫なのか、農作物にとって危険な虫なのかは、分けて考える必要があります。
カメムシは人間に害があるのでしょうか?
1. 家の中に入ってくるカメムシ
一般的な茶色いカメムシなどは、通常、人間に深刻な害を与える虫ではありません。病気を媒介する主要な害虫でもありません。
ただし、刺激すると臭い液を出し、皮膚に付着すると炎症を起こすことがあります。目に入ると強い刺激になるので注意してください。
2. 農作物を食べるカメムシ
こちらは深刻な問題です。果実の汁を吸って変形させたり、落果させたりします。稲につく種類は米に黒い斑点を生じさせ、大豆につく種類は実の生育を妨げることがあります。
3. 庭やベランダにいるカメムシ
植物を吸汁する種類もいますが、すべてが農作物の害虫というわけではありません。ほかの害虫を捕食する、農業に役立つカメムシもいます。
なぜ今年は大発生しているのでしょうか?
農林水産省は2026年7月の発生予報で、南関東を含む一部地域で稲につくカメムシ類が、また北関東などで果樹につくカメムシ類が多くなると予想していました。9月24日時点の注意報・警報も公表されています。
発生が増える背景には、気温などの気象条件、餌となる植物の状況、繁殖のしやすさなどが関係します。ただし、全国で一律に同じ種類が増えているわけではありません。
家に入れないための対策
① 窓や網戸の隙間をふさぐ
秋は越冬場所を探して建物に寄ってくることがあります。洗濯物を取り込むときも、付着していないか確認しましょう。
② 見つけても、つぶさない
紙や容器でそっと捕獲するか、粘着テープで包み込む方法があります。つぶすと臭いが広がるので避けましょう。
③ 外壁や窓枠に集まっていたら
市販のカメムシ用殺虫剤を使う場合は、製品表示に従ってください。室内でむやみに噴霧する必要はありません。