日本人、人口減少の推移

日本の人口減少は、「総人口が減る」だけでなく、日本人そのものの減少速度が近年かなり速くなっているのが特徴です。

日本の人口の大きな流れ

年 総人口 状況
1920年 約5,596万人 大正時代
1950年 約8,320万人 戦後の人口急増期
1970年 約1億467万人 1億人突破
1990年 約1億2,361万人 増加が鈍化
2008年 約1億2,808万人 人口のピーク
2010年 約1億2,806万人 減少局面へ
2020年 約1億2,615万人 国勢調査
2024年 約1億2,380万人 14年連続減少
2026年8月 約1億2,268万人 最新の概算値

総務省によれば、2024年の日本人人口は1億2,029万6千人で、前年から約90万人減少しました。日本人人口の減少幅は13年連続で拡大しています。

 

特に重要なのは「減少速度」です

2024年だけを見ると、

総人口:約55万人減

に対して、

日本人人口:約90万人減

でした。外国人人口の増加があるため、総人口の減少よりも日本人の減少の方がかなり大きいのです。

そして2026年8月の総人口はすでに1億2,268万人まで減っています。2008年のピークから約540万人減った計算です。


そして、これからがかなり大きな問題です

人口減少は一直線ではありません。

出生数が少ない世代 → その世代が親になる → 子供がさらに少なくなる

という「人口の波」が次の世代に伝わります。

そのため、

人口が減る → 若者が減る → 出生数が減る → さらに人口が減る

という循環に入りやすくなります。

これは、「急激な人口減少の怖さ」につながります。

特に今後は、単純な「1億2,000万人→1億人」という話ではなく、

人口減少そのものが日本社会のあちこちで目に見える形になる

可能性があります。

たとえば、

  • 地方の鉄道・バスの廃止
  • 学校の統廃合
  • 空き家の急増
  • 医療・介護の担い手不足
  • 人手不足によるサービス縮小
  • 高齢者世帯の増加
  • 自治体の維持困難
  • 住宅価格の地域間格差拡大
  • 消費市場そのものの縮小

です。