NECは、昔の「大型コンピューター・通信機器メーカー」という姿から、AI・デジタルサービス・サイバーセキュリティ・防衛を組み合わせた社会インフラ企業へ変わろうとしています。
5年後のNECを数字でイメージすると
2025年度の実績は、売上収益3兆5,827億円、Non-GAAP営業利益3,972億円でした。営業利益率はすでに10%台まで上がっています。
2030年度までの新中計では、特にBluStellarについて、
- 売上収益 1兆3,000億円
- 調整後営業利益率 25%
を目標にしています。
つまり5年後には、「売上を大きく伸ばす」以上に「利益率を大幅に上げる」ことがNECの大きな変化になりそうです。
2031年ごろのNEC
| 項目 | 現在 | 5年後のイメージ |
|---|---|---|
| 売上 | 約3.6兆円 | 4.5~5兆円 |
| 営業利益 | 約4,000億円 | 6,000~7,500億円 |
| 利益率 | 約11% | 13~16%程度 |
| 中核 | IT・通信 | AI・DX・防衛・セキュリティ |
| BluStellar | 成長途上 | 1兆円超の巨大事業 |
| 防衛・宇宙 | 成長分野 | NECの重要な収益柱 |
これは会社計画そのものではなく、現在の計画から私が組み立てた5年後のシナリオです。
特に注目したいのが防衛×AIです。
9月にはNECが三菱重工と、防衛分野で「指揮統制」「無人アセット」「データ・AI主権」などで戦略的提携を進めることを発表しました。
さらにNEC自身も、防衛・宇宙について2030年までに利益率を10%台後半へ引き上げる方向を示しています。
そしてもう一つ大きいのがAIセキュリティです。NECはAIを守るセキュリティをBluStellarの差別化要素と位置づけています。