キオクシア、本日の高値97610円。昨年の4月は1500円程度である。60倍である。しかも、時価総額で揺るぎなかったトヨタを抜いたというおまけまでついた。

 

伝説の相場、日経平均を巻き込んだ相場。それは勿論、1999年からのIT相場・インターネットバブルである。その象徴が、ご存じ未だに健在のソフトバンクグループ。1999年年初は6670円、それが2000年春には198000円である。凄い相場であるが、約30倍である。今回のキオクシアは60倍。

 

勿論、これまでも何十倍という相場はあったが、日経平均を揺るがす相場はそれほど多くはない。

 

因みに、6670円から198000円まで駆け上がり、約30倍であったがその後は3970円と約98%の下落となっている。勿論、今回のキオクシアもそうなるとは言わないが、記録に残る大相場が終わった時にはその修正はそれなりの下落になることは珍しくない。

 

何がヤバいか、人気出る銘柄に更に資金が集中するということです。他の株を売って、先導株が上がるからまた買う、その繰り返し。上がっている内はその先導株を持っている投資家は儲かりますが、その他の株はさっぱり。何ヶ月も大相場は続きますが、調整は突然来ます。しかも、それまでの先導株を信じ込んでますから、簡単には売れません。これが一極集中の怖いところです。これだけは心しておかないと逃げられません。よくテンバガーとか言いますが、それは言うだけで持ち続けれる投資家はまれのまれで、宣伝文句に過ぎない。それが株式投資の怖いところでもあり、魅力でもあるわけです。

 

今のAI・半導体、大相場なのか(たぶんそうだとは思いますが)、それとも異常なのか、それは何ヶ月か何年経ってみないと答えはわからない。