日経平均採用銘柄で1980年代のバブル時期の高値を更新してない企業はどれほどの割合であるか
概算になりますが、現在の日経平均株価採用銘柄のうち、
1989年バブル期の高値をまだ更新していない企業の割合は、おおむね7~8割程度と考えられます。
理由は次の通りです。
- 1989年当時の日経平均採用銘柄225社のうち、現在まで継続して残っている企業は約111社。
- 日経平均自体は2024年にバブル高値を更新しましたが、個別株では更新できていない企業が圧倒的多数です。
- ゼネコン、銀行、電機、自動車など多くの大型株は、1989年の異常なバブル価格にまだ届いていません。
逆に高値を更新した代表例は、
- ファーストリテイリング
- ソフトバンクグループ
- 東京エレクトロン
- アドバンテスト
- 信越化学工業
など、半導体・IT・グローバル成長企業が中心です。
一方、
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- 大成建設
- 大林組
- 清水建設
- 日産自動車
などは、バブル期高値からまだ大きく下の水準です。
興味深いのは、
日経平均は史上最高値を更新したのに、構成銘柄の大半はまだ1989年の高値を超えていない
という点です。これは指数への寄与度が大きい半導体関連や成長株が日経平均を強く押し上げているためです。