NY市場、ナスダックの大暴落
昨夜のNY市場は「大暴落」と言ってよいレベルの下落でした。
6月5日(米国市場)の終値
- ナスダック総合指数:▲4.18%
- S&P500:▲2.64%
- ダウ平均:▲1.35%(695ドル安)
特にAI・半導体関連株への売りが集中し、
- NVIDIA
- AMD
- Intel
- Broadcom
などが大幅安となりました。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は▲10%超と、2020年以来の大幅下落でした。
なぜ暴落したのか
主な理由は2つです。
① 米雇用統計が予想以上に強かった
- 雇用者数増加が市場予想を上回る
- FRBの利下げ期待が後退
- むしろ利上げ懸念が浮上
これにより金利が上昇し、高PERのAI株に売りが出ました。
② AI半導体株の過熱感
- Broadcomの見通しが市場の超強気期待に届かなかった
- 「AIバブルが行き過ぎではないか」との警戒感が拡大
その結果、半導体セクターだけで1兆ドル超の時価総額が吹き飛んだと報じられています。
日本株への影響
週明けの日経平均は、
- アドバンテスト
- 東京エレクトロン
- レーザーテック
- ソフトバンクグループ
などAI・半導体関連が売られる可能性があります。
特にソフトバンクグループは保有する Arm Holdings やAI関連資産への連想から、短期的には逆風になりやすいでしょう。
ただし重要な点
今回の下落は、
- 景気後退が原因ではない
- AI需要崩壊が確認されたわけでもない
ため、2022年型の長期下落とは性質が異なります。むしろ「AI相場の過熱修正」という見方が市場では有力です。