ソフトバンクグループが保険会社を子会社化したが孫さんは日本の企業は買収しないと言ってなかったか?
はい、そのような発言をしたことはあります。
ただし、孫正義 が過去に繰り返し語っていたのは、
「日本国内の成熟企業を次々と買収して大きくするのではなく、世界の成長企業やAI・テクノロジー企業に投資する」
という趣旨でした。
実際、近年の ソフトバンクグループ は、
- Arm Holdings
- OpenAI
- 世界各国のAI・テクノロジー企業
への投資を重視してきました。
一方で、最近話題になっている保険事業への進出は、「日本企業を買わない」という方針を完全に撤回したというより、
PayPay経済圏や金融サービスを強化するための戦略的買収
と考えた方が自然です。2026年にはPayPayがT&D系の生命保険会社の株式取得を進めるとの報道もあり、決済・証券・銀行・保険を一体化した金融スーパーアプリ構想の一環とみられています。
ですから、
- 以前の孫氏:「日本企業の大型買収で成長するつもりはない」
- 現在の孫氏:「AIと金融エコシステムに必要なら日本企業も買う」
という変化が起きていると見るのが適切でしょう。
むしろ現在の孫氏の最大関心は保険会社そのものではなく、AIと金融データを組み合わせた巨大プラットフォーム作りにあるように見えます。