これまでに時価総額でトヨタ以外にトップにあった企業はあるか

 

あります。日本企業の「時価総額トップ」は時代ごとにかなり入れ替わっています。

代表的なのは次の企業です。

  • NTT
    1980年代後半のバブル期に圧倒的でした。
    1987年の上場時には時価総額が約48兆円に達し、当時の日本企業で歴代最大級でした。
  • NTTドコモ
    IT・通信バブル期の1990年代後半〜2000年前後に巨大化しました。携帯電話の爆発的普及で、日本を代表する高時価総額企業になりました。
  • ソフトバンクグループ
    2020年前後、AI・IT投資ブームや海外テック株高を背景に、一時はトヨタに迫る規模まで上昇しました。現在でも日本トップクラスです。
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
    最近は金利上昇や銀行株見直しで急成長し、上位常連になっています。
  • バブル期には銀行・証券・不動産株が非常に強く、
    住友銀行 や
    野村證券、
    日本興業銀行
    などが世界上位級の時価総額になった時代もありました。

面白いのは、「その時代の主役産業」が時価総額トップになっていることです。

  • 1980年代:銀行・通信
  • 1990〜2000年代:携帯・IT
  • 2000年代後半以降:自動車(トヨタ)
  • 最近:半導体・AI関連・金融

なお現在の トヨタ自動車 は、18年連続で日本首位クラスを維持しており、日本企業としてはかなり異例の長期政権です。