双葉電子のドローン開発
双葉電子工業は、もともとラジコン送信機で培った無線通信・制御技術をベースに、近年は産業用ドローン分野へ本格参入しています。特に「国産・高信頼・産業用途」を強みとして、インフラ点検、防災、物流、農業向けの開発を進めています。
主な特徴は次の通りです。
- LTE/5Gを使った遠隔制御
- RTKによるセンチメートル級測位
- 強風環境でも安定飛行
- 国産機体によるセキュリティ重視
- ドローン運用管理システムとの連携
2020年にはソフトバンクと共同で、LTE通信と高精度測位サービス「ichimill」に対応した産業向けドローンを開発しました。橋梁・鉄塔・建設現場の点検や災害支援用途を想定しており、リアルタイム映像伝送や遠隔飛行制御を実現しています。
また2023年には出光興産と共同で、地域インフラ向け国産ドローンの事業化検討を開始しました。用途としては:
- 設備点検
- 農業支援
- 災害対応
- 物流配送
などが挙げられています。加えて、操縦者育成や運用サービスまで含めた事業モデルを構築しようとしています。
双葉電子は単なる機体メーカーではなく、
- 産業用無線
- サーボモータ
- ドローンスクール
- 運用管理システム
- ODM/EMS受託開発
まで含めた「ロボティクスソリューション企業」を目指しているのが特徴です。
現在のターゲット市場としては、
- インフラ点検
- 防災
- 将来的には防衛・防犯
が挙げられています。
公式情報: