イスラエルのネタニヤフ首相は19日、今後はイランのエネルギー施設を標的としない方針を示した。イランのガス田への攻撃は、中東各地の主要エネルギー施設に対する報復を激化させ、原油・ガス価格の急騰を招く事態となっていた。またトランプ米大統領も強い不満を示していた。
ネタニヤフ氏は記者会見で「イスラエルは単独で行動した」と述べた。これに先立ちイスラエル当局者は、攻撃について米国に事前通告していたと説明していた。
またネタニヤフ氏は、イスラエル軍がホルムズ海峡の通航再開を目指す米国の取り組みを支援する考えも示し、戦争は人々が考えているよりも早く終わるとの見方を示した。エネルギー価格がさらに上昇する局面にあったが、市場の不安を和らげる材料となった。
トランプ氏は19日、「私は彼に『そんなことはするな』と言った。彼(ネタニヤフ氏)はもうやらないだろう」と述べた。「われわれの関係は非常に良好だ。調整は取れている。ただ、時には彼が何かをすることがあり、私が気に入らなければ、そういうことはやらせない」と語った。