なかなか上がらない株、全然上がらない株、突如として上昇していく株、相場は様々です。TOPIXはそうでもありませんが日経平均も最近は寄与率が大きな株がとてつもなく上がることがここ数年目立ちます。AI、半導体関連がそうです。数年、遠い先までの期待を込めて設備投資もしていますから、その設備投資関連の業績も伸びるわけです。先手必勝で後発では負けますから、先行投資です。その先は、本当にこれだけしてリターンが来るのか、儲けが出るのか、過剰投資とならないのか、どこがピークか結果が出なきゃわかりません。今はわからないが、全体がそう動いてるからそうだろう、「赤信号みんなで渡れば怖くない」そんな感じでしょう。所詮人間が決めることですから判断間違いがあるのです。

 

それにしても、小型バイオは上がるも凄かったが下がるも凄い。各銘柄に言えることは上がってない銘柄はたいして下がらないということでしょう。短期間で実体とかけ離れ何倍にもなればそりゃ止まれば下がります、当たり前といえば当たり前、ここらでそろそろどうだと、けりをつけることを忘れないことです。大型株も小型株も大なり小なり同じことです。タイミングよく入り口から入れた方はあらかじめ出口も決めておきましょう、欲のツッパリは怪我のもとです。

 

不安を感じたら売る、飛び跳ねる喜びを感じたら売る。見切り売りは迷ってはダメ、買いは慎重にじっくりです。