タワーマンションを建設している企業ランキング

 

「タワーマンション(高層分譲マンション)」の建設・供給で実績の多い企業(デベロッパー)について — 最近の供給戸数などをもとに「ランキング風」にまとめてみます。ただし「タワマンだけ」の厳密な数値を出す公開データは少なく、代替指標として「分譲マンション供給戸数」「ブランドとしてタワーマンションの実績が多い/資産性が評価されている」などを使っています。

✅ 背景 — なぜ「供給戸数」でみるか

  • 全国で、20階以上/高層が多い「タワーマンション」は 2023年時点で約 1,515棟。うち首都圏(東京圏含む)に約半数。 

  • ただし「どの物件が“タワマン”か」を分けてデータ化するのは難しく、多くの統計は「分譲マンション全体の供給戸数」であり、それをタワマンの代理指標とするのが一般的です。


🏢 主な大手デベロッパーランキング(供給戸数ベース)

以下は、最近の「全国・分譲マンション 供給戸数ランキング」による、実績の大きな企業グループです。これらがタワマン含めたマンション供給で存在感を持つ企業とみなせます。 

順位 / グループ 2023年 供給戸数(新築分譲マンション) 特徴・備考
1 オープンハウスグループ — 約 5,156戸 近年、分譲マンション供給戸数で全国トップ。タワマンに特化とは限らないが“量”で圧倒。 
2 三井不動産グループ(主に三井不動産レジデンシャル) — 約 3,423戸 都心や湾岸でタワーマンションブランド(例:パークタワーなど)多数。資産価値やブランド力で評価。 
3 野村不動産グループ — 約 3,061戸 「プラウドタワー」などタワーマンションブランドを多数展開。首都圏で安定供給。 
4 住友不動産グループ — 約 2,859戸 「シティテラス」などでマンション供給実績。タワマン実績も一定数。 
5 タカラレーベングループ — 約 2,156戸 マンションの分譲供給で上位にランクイン。タワマン比率は企業ごとに差あり。 
6 三菱地所グループ(主に三菱地所レジデンス) — 約 2,093戸 オフィスや商業施設の実績も大きいが、集合住宅の供給実績も安定。 

補足

  • 企画力・ブランド力でタワマンに強いのは、三井不動産グループ、野村不動産グループ、住友不動産グループあたり。特に「タワーマンションのブランド名」があるケースでは、資産性や再販売価値の高さで評価されやすい。 

  • 一方で、供給戸数トップのオープンハウスグループは“戸数確保力”では強みがあるが、タワマンに特化しているかは物件ごとに異なる可能性があります。


🏗️ “施工(建設)実績”の観点で実績あるゼネコン/施工会社

タワマンを実際に施工・建設するゼネコン(建設会社)という観点では、過去の調査で以下のような実績があります。 

  • 竹中工務店 — タワーマンション&免震・制震マンションの施工実績で最多。高層マンション建設で経験豊富。 

  • 鹿島建設、大林組 — どちらも高層マンション(20〜59階建て)で多くの施工実績を持つ。 

ただし、ゼネコンの「施工実績」は“どの物件を建てたか”によるため、「タワマン=ゼネコン」のランキングではなく、「どの建設会社に依頼したか」の参考指標になります。


⚠️ 注意点・限界

  • 上記ランキングは「分譲マンション供給戸数」がベースで、「すべてがタワーマンション(高層マンション)とは限らない」。

  • 公表データとして「タワマンだけを切り出した供給ランキング」はほとんど存在しないため、あくまで代理指標。

  • 地域(首都圏、近畿圏など)によって市場状況が異なるため、「東京近郊でタワマン多い企業」 ≠ 全国で供給多い企業、というズレがある。


🎯 タワマン重視で選ぶならこの企業が有力

総合的に見て、タワーマンションの供給実績とブランド力を考慮すると、特に以下の企業が “タワマンを建てている/建てやすい” デベロッパーとして有力だと思います:

  • 三井不動産グループ

  • 野村不動産グループ

  • 住友不動産グループ

  • 三菱地所グループ(物件によって)

また、施工面で安心感を求めるなら、竹中工務店や鹿島建設・大林組といった実績豊富なゼネコンに依頼されている物件は信頼性が高い可能性があります。