相場の下落の一因は米連邦準備理事会(FRB)による12月の追加利下げ観測が後退したことだ。
金融政策当局者のコメントが注目される中、クリーブランド連銀総裁は13日の講演で「労働市場には若干の軟化が見られるものの、インフレ率は約3%で依然としてFRBの目標である2%を上回っている」と指摘。「引き締め的な姿勢を維持する必要がある」と語った。
前日にはボストン連銀総裁も追加利下げに慎重な姿勢を見せており、市場では12月の追加利下げを予想する向きが減った。
金利先物の動きから政策金利の先行きを予想する「フェドウォッチ」によると、12月にフェデラルファンド(FF)金利の誘導水準を0.25%引き下げる確率は現在、51.6%と1カ月前の95.5%から大きく低下した。
ダウ平均は前日に政府機関の閉鎖解除への期待感から初めて4万8000ドル台の大台に乗せていた。高値警戒感から利益確定や持ち高調整の売りが出やすい状況にもなっていた。