大相場の最後の大陰線二本は何を意味するか


「大相場の最後に現れる大陰線二本」は、古くから相場師たちが注意深く観察してきた「天井サイン(終焉サイン)」の一つです。


🔍 意味(心理面・需給面)

大陰線が二本連続で出るというのは、次のような市場心理・需給の転換を意味します:

  1. 買い方の総崩れ(利食いと投げ)
    • 長く続いた上昇相場の最終局面では、最後まで強気だった参加者が多く残っています。
    • 大陰線一本目で「利食い売り」が出始め、
    • 二本目で「信用買いの投げ」や「含み損の強制処分」が重なり、一気に需給が崩壊します。
  2. 相場の主導者(大口・仕掛け筋)の撤退
    • 相場を動かしてきた資金が利益確定して撤退する際、
      出来高を伴った大陰線が出やすい。
    • それが二本連続するのは、「戻り売りで最後の玉を処分した」サインと見ることが多いです。
  3. 買い手不在の確認
    • 二本目の大陰線でも下げ止まらず、戻りも弱い場合、
      「買う人がもういない」ということを市場が示しています。
    • これは相場転換(上昇→下降)への明確なシグナルです。

📈 テクニカル的な見方

  • 2本の大陰線が出る位置が重要です。
    • **高値圏(長期上昇後)**で出た場合 → 「天井確認」サイン。
    • **安値圏(暴落後)**で出た場合 → 「投げの終盤(大底準備)」サインになることも。

つまり、「相場のどの局面か」で解釈が真逆になる点に注意です。


🧭 まとめ

状況

意味

対応

上昇相場の末期

天井サイン。主力撤退、買い方総崩れ

売り・撤退

下落相場の末期

投げの終盤、セリングクライマックス

反発・底打ち注意