AIバブルの現状とリスク

 

今起きているAIバブルは、日米の金融政策の動向が重要なポイントです。予想外の利上げ(特に日銀総裁のタカ派姿勢)と米国の景気後退に懸念される金融政策不透明感が複合的に影響し、急速な円高進行や資金の日本株売りが動きとなり、パニック売りによる株式市場の変動が警戒されています。

 

以上より、米国の景気悪化を背景とした利下げ遅延と、日本の景気不振下での利上げの組み合わせが継続すれば、AIバブルの崩壊リスクが顕在化すると言えます。

 

 

今週末の米国株式市場は軟調。ダウ平均は前日比92.02ドル安の45544.88ドル、ナスダックは同249.61ポイント安の21455.55で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比590円安の42100円。米7月個人消費支出(PCE)コア・デフレーターは、市場予想通りも前月から伸びが加速、インフレへの懸念が強まったほか、デルやマーベルなどのハイテク株が決算発表後に下落して半導体関連株の下落につながり、ナスダック指数の下げが大きくなっている。