フィックスターズのビジネスモデル
収益の二本柱モデル
フィックスターズは「ソフトウェア高速化のプロフェッショナル集団」として、主に以下の2つの事業を軸にビジネスを展開しています。
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ソリューション事業(受託ソフトウェア開発サービス)
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SaaS事業(ソフトウェア製品・クラウドサービス提供)
ソリューション事業(受託開発)
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売上高の約94%を占める中核事業。
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企業や研究機関からの委託を受け、ソフトウェアの高速化・最適化開発をエンジニアチームが直接担当。
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主な領域は、組込み機器の高速化、画像処理アルゴリズム、分散並列システム、GPU/FPGA高速化、量子コンピューティング、AI・ディープラーニング、自動車ソフトウェア、フラッシュメモリ向けファームウェアなど。
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プロジェクト単位の契約(人月ベース)が中心で、高度な技術力により高単価・リピート受注を実現。
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顧客の課題解決に“同じ目線”で取り組むパートナー型ビジネスが特徴。
SaaS事業(自社プロダクト・クラウドサービス)
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売上構成比は5~6%程度と小規模ながら、将来的な成長を見据えた戦略的事業。
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ソリューション事業で培った技術を活かした自社プロダクトの開発・提供。
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例:コード品質管理クラウド「Sider」、コピペ検出ツール「CloneTracker」、AIコーディングアシスタント、GPU最適利用診断サービス、医療AI(乳がん診断支援「Smart Opinion」)、量子コンピューティングサービス「Fixstars Amplify」など。
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クラウドサービス利用料やライセンス販売によるストック型収益を将来的に拡大する方針。
事業ポートフォリオと成長戦略
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エンジニアリソースの大半を安定収益源のソリューション事業に充てつつ、一部を新規プロダクト開発に振り分けるポートフォリオ戦略。
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合弁会社設立や他社への資本参加(例:生成AIベンチャーへの出資)など、外部資金・ノウハウも取り込みながら新規事業育成を図る。
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受託サービスで安定収益を確保しつつ、自社製品で将来の成長種を育てる「安定と成長の両立」を目指している。
まとめ
フィックスターズは、「ソフトウェア界の職人集団」としてオーダーメイドの高速化サービスで安定収益を得つつ、自社プロダクト開発による将来のストック型収益拡大を狙う二本柱のビジネスモデルを展開しています。このモデルにより、技術力を武器にした高付加価値サービスと、スケーラブルな自社製品の両立を図っています。