インフレ時の消費への影響は複雑で、状況によって異なります。
消費増加の可能性
- 好循環のインフレの場合、消費が増加する可能性があります。
- 企業の業績拡大により社員の給料が増加
- 消費者の購買力が向上し、消費が活発化
- 需要の増加により物価が上昇(ディマンドプル・インフレ)
- 将来の値上がりを見越した消費行動
- 値上がり前に商品を購入する「駆け込み需要」が発生
- 耐久財や備蓄可能な商品の前倒し購入
消費減少の可能性
- 実質所得の減少による影響
- 物価上昇により同じ金額で購入できる量が減少(所得効果)
- 消費「額」は変わらなくても消費「量」が減少
- 経済の不確実性による影響
- 将来への不安から予備的貯蓄が増加し、消費を控える可能性
- コストプッシュ・インフレの場合
- 原材料価格や賃金の上昇によるコスト増
- 価格転嫁により消費者の購買力が低下する可能性
インフレ下での消費動向は、物価上昇率と賃金上昇率のバランス、経済の安定性、インフレの種類(ディマンドプルかコストプッシュか)など、様々な要因に左右されます
適度なインフレは消費を刺激する可能性がありますが、急激なインフレは消費に悪影響を及ぼす可能性があります。