日経

日経平均株価は今週、一度も3万9000円を上回ることなく取引を終えた。上値の重い展開が3カ月にわたって続く。隠れた売り手として市場関係者の注目を集めているのが上場投資信託(ETF)からの巨額の資金流出だ。

「企業の業績予想は減益が多いうえに、金利は上昇していく。上値を追うセンチメントではない」。

 

日経の見方は上記のようです、私もそう感じます

ということで、

今後一カ月間は38000円をキープ出来れば良しとしましょう

米国ナスダックを中心に堅調ですが、勿論エヌビデアの比重があまりにも大きいの一言です。この偏重が変調すれば、大きな振幅がありそうです。まあ、日米ともに先導株の業績が堅調でありそれほど心配はないと思いますが、気になるところではあります。この先大きく上値を追っていく展開は、残念ながらまだないと思ってます。

 

むしろ、問題はこの先一ヶ月間ではなく、その先からです。日本の今期は若干の減益見通しです。各企業は控えめに出している可能性があると思っていますが、7月下旬からの第一四半期決算で変ないい方ではありますが予想通り悪ければ、株価の水準次第では大きな調整もありますからその点、各企業のチェックは欠かせません。第一四半期が堅調な企業とそうでない企業との差が8月から始まります。この春から米国の金利見通し、など各国中銀動向ばかりが話の殆どになっておりますが、それほど今年は株価の水準からして難しいという事です。株式、商品相場もこの先にウクライナ問題などが解決されることがなければ大きな暴落はないと思っております。ブロック経済が解消される時が今回の大相場の終焉だと考えます。