米国株式市場は下落して取引を終えた。米半導体大手エヌビディアが好業績見通しを背景に急騰したものの、米経済指標でインフレが依然として懸念され、米連邦準備理事会(FRB)による利下げが先延ばしされるとの見方が強まった。

 

 米商務省が23日発表した4月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.7%減の63万4000戸だった。前年同月比は7.7%減。ロイターがまとめた市場予想(67万9000戸)を下回った。

住宅ローン金利と住宅価格の上昇を背景に減少し、住宅市場が第2・四半期に勢いを失っていることを示した。