米、利下げ時期尚早 米商務省が25日発表した2023年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比3.3%増となった。伸びは前四半期の4.9%増から鈍化したものの、市場予想の2%増を上回った。 米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げを受け、リセッション(景気後退)に陥る可能性も見込まれていたものの、米経済は堅調な消費支出を追い風に底堅さを示した。 インフレ圧力の緩和も示されたが、FRBによる3月利下げ開始は早すぎる可能性を示唆した。