上がって欲しい側が言えば、大丈夫なことを並べ立てるでしょう。経済側面を言ったり、業績など、金利政策など諸々ですね。しかし、相場で重要なこと株価で重要なことは需給です。市場参加者が弱気に傾いたことは事実でしょう。

 

金利が上がる時は景気もいい時です。米国はトランプ政策でそうでした、もう必要もないのに大幅減税、でももうアクセルは踏めない。もう踏もうとしても踏めないんですね。そこで、景気がいい時に中国を叩こうとしたわけです。中国のいいとこは人民に「いいえ」を言わせないで済むことですね。日本のように政府の説明責任などはありません。だからやることが早いんですね。しかし、他国から見れば節操がない。約束も守らない。政治的に許せないところがあるわけです。そこで米国も叩いたわけです。日本も過去叩かれました、そう簡単には終わりませんでした。結局は日本が衰弱したから叩かれなくなった、そんなものです。中国も世界に出過ぎたんでしょうね、米国はその許容出来る限界を超えたんでしょう。

 

こうして考えると米国の調整も自然の調整、中国も政策の壁にきた。EUはEU内が割れてきましたね。経済がダメなら政治的側面でなんとかカバーですが今回は米中がどこで折り合いがつくかよくわからない。

 

こうした雲行きが怪しくなったところと、長いこと成長が続き、「そろそろ」、そんなことが重なったというわけです。上がらないなら止まるか下がる、そして今回は買いが続かずに売りが優勢、市場参加者も下げに分があると判断したんでしょう。下げれば儲かる側もここぞとばかりに力を入れたことが下げを早めている要因でもあるでしょうね。

 

要するに、しばらく下げ局面がなかったからの自然な下げ。気をつけたいのはリーマンショックから大きく上げ続けましたから、その点が心配ですね。どっぷり上昇トレンドに浸かってますから、一度退場したら直ぐには戻らない、そんなことも考えておく必要があるでしょう。

 

相場のベースは業績であることは昔から変わりませんから、基本だけは掴んでおきたいですね。次の相場の時に真っ先に上がってくるのは成長企業であることは間違いないと、信じてます。