最終局面には色々ある。
景気悪化の最終局面、価格調整の最終局面etc.。
そこで重要なのは「絶対値」、これが大きなポインになる。
言うまでもなく今が最終局面とは言い切れないが今後半年間の間にその局面があるのではないかと個人的には考えている。今は銘柄によっては大底の7合目から8合目の水準と言っていいものがかなりある。しかも、一番安値では常に間違って買わなければ買うことはできない。そのことから自分が想定する底値と今後半年間での下落の許容範囲を考えて買いゾーンを考える必要がある。その前提に立てば今はまさに買いゾーンに入ってきた銘柄はかなり多くあるというわけだ。
残念ながら日本国内の政策は無策と言っていいほど、到底当てには出来ない。まだ世界は、日本は米国の政策を見ていかねばならない。次の大統領はオバマ、オバマ大統領のブレーン、オバマ大統領自身が一年前から唱えている経済政策と最近示されている経済政策はほぼ同じ。これを考えれば今後もその経済政策は変わることはないだろう。
年明けに発表される次期経済政策も、昨日発表された基本政策の具体策だと考えれば政策は一貫している。それに沿った銘柄、これを考慮に入れれば今は価格調整の最終段階だとは容易に考えられる。
相場反転の切っ掛けであるが、金融機関への資本注入は実施されている。だが規模は力不足であることは明らか。後は規模の拡充と個別注入ではなく制度化されることだろう。それが大きなヒント、相場転換が示唆されることになると考える。
問題は誰よりも先に出ることができるか。今のボラティリティーを考えるとその時期ではないような気がする。10月末の総投げ、あの段階からは3倍~4倍へと大幅高した銘柄も出た。一方、その局面を待ちたいところだが今の仮儒動向ではそう大きく深い局面があるかどうかは疑問が残る。
何れにせよ大底が確認された場合には予想以上の反転相場となり「01」銘柄で決まり。そのことだけは銘柄選定の柱としておきたい。