出るは出るは、異常値の連発。


新聞紙面でも、テレビでも何から何まで異常値だ。世間が市場が世界が混乱の極み。


これがいつまで続くのか、800円安の7600円。これが数日続けば日経平均もなくなってしまう。


今月に入りざっと4400円の下げ。これが異常でなくして何が異常か。今月はまだ終わりではない。


つくづく思う。


こうした混乱した恐慌的な下げですべてが変わるもんだと感じる。世界の背景も政治も、制度も、人々の生活、人々の考え、すべてを洗い流す。これが過ぎ去ったあとはさぞやすっきりし、どん底から再スタートとなることかと。どこまで下がるか分からぬまま、不安が不安を呼び落ちてゆく。しかし、よく考えてみよう。先月と今月とでどう変わったか?1990年当時、日経平均が2万円を割ったら世界は終りだとよく言われたものだ。世界は終わったか?その後そう大したことはなかった。そう、心配が不安がそうさせているに過ぎない。市場の心理がそうさせているに過ぎない。


戦いは焦った方が負け。冷静に見つめてみよう。如何に社会が国が、そして市場が冷静さを失っていることがよく分かる。


景気の悪化が続くのは理解できる。だが、それにしてもだ、、、、、


ものには実体がなく、実体がないゆえ現象となる。株価とは何でしょうか、株価とは直近で約定された価格に過ぎない。現金のような絶対価値ではない。


今日の紙面、注目点・異常値を拾い集めて検証してみる価値はある。


①円急騰一時90円台

②日経平均7649円

③銀行保有株買取再開

④時価会計の弾力化

⑤政府、年金や生命保険などの機関投資家に株を買うように要請

⑥欧米の利下げで円キャリー取引の解消進む

⑦英16年ぶりのマイナス成長

⑧こんな中でも増益企業

⑨全面安の株価欄