速度超過だろう。
世界的なヘッジファンドの解消に伴い円が独歩高になっている。ヘッジファンドの収縮がどこまで進むのか、どれだけの規模があるのか依然として不透明なことが不安心理を増殖させている。この解消が進めば為替の極端な動きは収束に向かうと思われるがそれにしても速すぎる。
株式市場は2003年の安値に限りなく近づき来週に不安を残したが主要値嵩株の動きで指数ではなく今後は個別の動向に注意を払う必要がある。主要値嵩株は日経採用銘柄が多く寄与率も高い、しかも外人の持ち株比率も高く、さらに1989年当時のバブル時期の株価よりも現在のが高い。そこで今回の超円高だ、目先の業績も下方修正の可能性があり下値を探るのは仕方ないところ。即ち日経平均も大きな影響を受けるというわけだ。
今後は大きな振幅を繰り返し次第に下値の収束に向かうものと思われる。ここまでくれば下値の目途はあまり重要ではなく日柄、特にヘッジファンドの決算売りの峠である来月中旬が大きなヤマ場となるのではないか。緊急サミットでのウルトラ対策に期待したい。
何れにせよ外人投資家の影響が大きい銘柄以外は下値固めはそう遠くはない。売りの主体はヘッジファンドを中心とする外人投資家、国内勢は個人投資家と言うよりは不安からの投資信託の解約売りがほとんどだと思われる。困りに困った投資家の投げに投げた総投げ相場のクライマックスがそこまで来ている。