日経
「米大統領、金融危機克服へあらゆる手段 G7各国に協力要請
ブッシュ米大統領は11日朝(日本時間同日夜)、日米欧主要7カ国(G7)の財務相らをホワイトハウスに招き、金融危機への対応について協議した。大統領は会談後に発表した声明で「米国は危機克服へあらゆる利用可能な手段を取る」と表明。「真剣な地球規模の対応が求められている」と述べ、G7各国に金融安定化に向けた一段の政策協調を要請した。さらに中国、インドなどG7以外の新興国にも協力を呼びかけた。
この会合はブッシュ大統領が呼びかけた。米大統領がG7財務相を招いて協力を求めるのは極めて異例。会合にはポールソン米財務長官のほかライス米国務長官、国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事や世界銀行のゼーリック総裁も参加。1時間弱、意見交換した。
ブッシュ大統領は声明で「世界は深刻な危機に直面している」と指摘。G7各国が金融安定化へ様々な措置をとっていることを歓迎したうえで「危機の解決というゴールに向けて努力することで合意した」と述べた。 (23:06)」
投資家は聞けば聞くほど不安になるでしょう。
会合を開いてもどうも各国で反応が悪いようです。ここまでの歴史的暴落、前にも後にもないような下げです。これからどうなるのか。日本はすでに日経平均は8000円、この10日で4000円の下げですから尋常ではありません。このままでは何かが起こる、いやもう起きていると言って過言ではないでしょう。この広まりが怖いんですね。どうにかこの安値から安心できる水準まで早急に戻す必要があります。月中平均は重要なんです、このままずるずるはまずい。
このような雰囲気が蔓延することが次の段階へと進むことになる。それが恐慌の流れです。雰囲気とはマスコミが作り出すこともある。マスコミで流れることが本当の世間の話とそのまま思い込んでしまう人もあるでしょう。そこが問題です。恐慌とはそうした悪い相乗効果で大きく広まっていくことになるものです。マスコミはどうしたら世間が興味を引いてくれるかを常に考えます。こうした状態ではどうか現状を自分自身で考えるようにしましょう。
世間がどうなろうが自分は自分、違うんです。流されることだけは避けたいものです。