欧州へ飛び火した。非常事態、何が何でも食い止めるとの表明がなされたがユーロの箍が外れてしまった。これでドル安、ユーロ安とダブルパンチだ。


先日も任天堂の懸念について書いたが総じて輸出関連にとっては大きな誤算が生じてきた。どの経済研究所も夏には為替で増額修正となる可能性が大きいとの見通しが多くあったが企業もそのつもりで上方修正したところが見受けられた。だが実際は全く逆の方向に傾いているのが現状だ。これからこのギャップがどう埋まってくるのか、それともここにきての大幅下落はそれを織り込んできているのか、ここでの円高はあまりにも痛い。


このままでは止血どころの騒ぎではない。早急に緊急サミットを開催し世界的な共同歩調をとることが必要だ。金融機関への積極的・強制的な資本注入と1985年のプラザ合意以来の大きな合意がなされる可能性が高い。近年稀なドル防衛策が考えられる。受け皿だけではなく、不良債権の消却を促進させる。そこまでしなければ一般市場への資金供給はなされようがない。もうひとつ、ヘッジファンドの換金売りをどこかで食い止めることがどうしても必要だ。